あさひ整骨院
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肩こりの人の共通点その3

肩こりの人の共通点その3

肩こりの人の共通点その3

さて、今回は
肩こりの人の共通点その3です。


肩こりの原因には
・ 姿勢の悪さ
・ カラダの使い方の悪さ
・ 首の骨の変形
・ 内蔵からの影響など

さまざまな原因や誘引によっておこりますが
その中でも姿勢によるものが
肩こりの方の共通点では
大きな割合をしめています。

 

前回までにお話しした通り
肩こりの人は共通して
首が前に倒れている為に
その上にある頭がカラダより
前に位置する格好となり
頭の重さ(約5kg)の何倍もの
重さが首や肩・背中の筋肉に負担をかけています。

 

それに加えて腕が頭から
つられている意識がないために
腕(片腕3kg)を常に肩上部の
筋肉で引き上げている形となり
これも、首や肩の筋肉に負担を
かけていることになり
結果、肩こりになることを
少し理解して頂いたかと思います。

 

腕は耳の後ろから
つり下がっている感覚は
お分かりになりましたか?

 

先週のブログを見た患者さんが
治療に来られた時に理屈はわかりましたが
実際に自分の腕が、耳の後ろから
つり下がっているのか?どうかが
分からないというご意見が多かったので

 

今回は
自分の腕が耳の後ろから
つり下がっている感覚が身につく
メソッドをご紹介します。

 

道具はなにもいりません。

 

このメソッドの前に
『掃除機』を思い出してください。
あなたのお家にもありますよね。
その『掃除機』です。
実際に見るのも効果的です。

 

そして、掃除機の電気のコードを
思い出してください。
掃除機と部屋のコンセントを
つなぐ、コードです。

 

その掃除機の電気のコードを
掃除機から引き延ばします。

 

そして、巻き取りボタンを押して
電気のコードを掃除機の中に巻き取ります。
電気のコードを引き延ばしては
巻き取りボタンで巻き取る。
このイメージを5回します。

 

これで、準備はOKです。

 

それでは、耳の後ろから腕が
つられている感覚が身につくメソッドを始めます。

 

座っていても、立っていてもいいので
まっすぐ正面を向きます。
そして、まずは
首と頭の位置を正しくします。

 

首を少し後ろに倒して
アゴを引きながら顔を正面に向けます。

 

この動きが分からない人は
前々回の『肩こりの人の共通点』を
読み直してみて下さい。

 

次に、自分の耳の位置を両手で確認します。
そして、その耳の後ろに
テニスボールの大きさぐらいの
穴が頭蓋骨に空いている
イメージをしてください。
その穴が、腕をつり下げる起点となります。

 

では、実際に
腕をつり下げてみましょう

 

両肩を耳に近づけます。
いわゆる肩をすくめる動作です。

 

この動作の時に
先ほどイメージをしていただいた
『掃除機の電気コードの巻き取り』を思い出します。

 

電気コードのプラグは『肘』の部分にします。

 

そして、電気コードが掃除機に
巻き取られる穴を
先ほどの耳の後ろに
イメージしたテニスボールぐらいの穴です。

 

肩を耳に近づける肩を耳から遠ざける
この動きをゆっくり繰り返して下さい。

 

その時のイメージは掃除機の電気コードが
引き延ばされたり巻き取られたりです。
肩が耳に近づく時には
電気コードがゆっくりっと
耳の後ろの穴に巻き取られるイメージ。


そして、肩が耳からは
離れて行くときは肘を下げて
電気コードを引っぱるようにします。
引っぱるといっても
実際には、重力がありますので
肘が地面に落ちて行くイメージです。

 

一見、この動作は皆さんもよくやられる
肩を耳に近づけ、肩をおろすといった
どこにでもある様な体操のようですが
イメージを変えるだけで
効果が全く違うようになります。

 

肩を上げる時には
肩から肘の部分が耳の後ろに
あいた穴に巻き取られ
肩を下げる時には肘を下げていくことで
耳の後ろから腕が引き延ばされるイメージを
してやってみて下さい。

 

ここでのポイントは
すべての動作は『ゆっくり』とします。

 

肘のイメージが難しい方は
肘を90度に曲げて
『小さく前にならえ。』の格好で
肘を誰かに引っぱってもらうと
いいかもしれません。

 

そして、この動作で大事なのは
肘が耳の後ろから
つり下がっているイメージを
常に体感することです。

 

体感できない人はその部分の身体感覚が
鈍くなっているので毎日この動作を続けることで
ある日、突然。
『あ~この感覚だな!』っと
分かるようになってきます。

 

その頃には肩こりは随分と
改善しているはずです。


頭と首を正しいポジションに
セットをして、肘を耳の後ろからつり下げる!!!
この身体感覚が養われることで
首・肩・背中の筋肉の負担がなくなり
肩こりの苦痛からもおさらばできるので
是非、お試しください。

 

肩こり篇は今回で終了になります

 

今回もお読みいただき
ありがとうございました

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