「めんどくさい」の癖は治せるのか?そのやり方について
GWも始まっていますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?
出かけると混み合う時期ですが
ここしか出かけるタイミングが
ない方もいると思います。
でもいろんなことを考えると
・めんどくさくなってしまう
・体が動かない(働かない)
・気力がわかない
ということもあるでしょう
今回は「めんどくさい」をテーマに
自律神経の視点からお伝えします。
めんどくさいを考えてみよう!!!
誰にでもあることだと思いますが
やらなければならないことや
やった方がいいことを
ついめんどくさくて後回しにしてしまう。
たまにならばいいですが
これが日常で癖になると色々な問題も発生します。
例えば
嫌なことがあり、自分で「〇〇を変えたい」と
思っていることが変えられない
ということはありませんか?
どんなに「〇〇を変えたい」と思っていても
行動をしなければ何も変わりません。
だけど行動するよりも
「めんどくさい」という
思考の方が勝ってしまい
ついつい何もしないでいる。
そのため
嫌なことが延々と続いてしまい
ストレスフルな生活になっている方もいます。
今回はそんな癖の治し方をお伝えします。
参考になればうれしいです。
めんどくさいと思ってしまう2つの原因
まず大前提ですが
疲れていたらめんどくさいと思うのは正常です
めんどくさいと思ってしまうには
原因が大きく分けて2つあります。
・一つは体が疲れている。
・もう一つは心の癖。
体が疲れている場合は
ゆっくりと休み体のケアを行うことで改善します。
そのため
今回は心の癖が原因で起こる
「めんどくさい」を解説します。
「めんどくさい」という心の癖について
めんどくさいと思ってしまう
心の癖にも2つの原因があります。
それは
・結果偏重
・選択的抽出です。
聞きなれない言葉もありますので解説します。
結果偏重とは
ここでは、結果ばかりにとらわれて
その結果に至るまでのプロセスを
軽視してしまうことを指します。
例えば
・面接の時にあがってしまった。
・テストで思ったよりもいい点が取れなかった。
・仕事で失敗をしてしまった。
確かに結果が悪ければ
そればかり考えてしまいますが
面接やテストまでに努力したこと
あるいは仕事でがんばったこと
などがあるはずです。
例えば
・前向きに取り組んだ。
・やる気がおきなかった中でそれなりにがんばった。
・環境が良くないなか、やれることはやった。
などなど
プロセスに目を向ければプラスの点も
そこそこあるものなのです。
悪い結果に目を奪われていると
「私は何もやってもダメなんだ」と思い込み、
「だったら何をやっても無駄だ」
↓
「無駄なことをするのはめんどくさい」
という思考に無意識になってしまうのです。
ですから、結果が悪くても
「自分はこれだけがんばれたんだ」
と思えれば、次もがんばろうと思えるのです。
がんばれたことも思い出してみよう!
このプロセスに目を向ける時
気を付けなければならないことが
選択的抽出です。
選択的抽出とは
ある部分(多くの場合は悪い方)ばかりを見て
あたかもそれが全てだと思い込んでしまうことです。
例えば
勉強や仕事など
がんばった時とさぼった時が半分ずつあったとすると
さぼっていた時ばかりを取り上げて
「さぼっていたからだ」と思い込んでしまうことです。
すると、
「自分はさぼってばかりいる」
↓
「がんばれないんだ」
↓
「ならやっても無駄だ」
↓
「無駄なことはめんどくさい」
となってしまうのです。
そのため
プロセスを重視するときには
悪いところばかりではなく
全体をきちんと見ることが重要なのです。
癖は意識して治すしかない
この結果偏重と選択的抽出を修正していく
いうのは簡単ですが
癖になっているので意識していないと
すぐにこの2つの思考に流れてしまいます。
そのためまずはこの思考が出てきた時に
「また癖が出た」と気づくことが重要です。
そして気づいたらプロセスに着目し
良いところもきちんと見る。
これを繰り返していけば
今度はこれが癖になってきますので
「めんどくさい」という癖が
すこしずつ改善されていきます。
こういう努力をしても
まだ「めんどくさいと」思う時は
体や心が疲れていますので
ゆっくりと休養するといいでしょう。
けっして無理をせず、焦らずに
取り組んでみてください
また癖を悪者扱いにする方もいますが
癖も一つの個性です
個性を抑え込みすぎると
自己肯定感が下がります。
こうなるとストレスに負けやすい体になり
自律神経失調症やうつ病になりやすくなるので
気をつけてください
最後までお読みいただき
ありがとうございました。