あさひ整骨院
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ぎっくり腰について(補足)

ぎっくり腰について(補足)

ぎっくり腰について(補足)

11月に入りましたね
今年も残り2か月。
あっという間だった感じですが
自分自身やり残していることも多くあるので
しっかりやって目標を達成したいです。
今年は紅葉見に行きたいな・・・・・


今回はぎっくり腰の補足編ということで
なぜ?ぎっくり腰や捻挫などの
いわゆる「ケガ」の時に
動かない、動かさない方が
良いのかを説明していきます。


捻挫や打撲、突き指
そして、肉離れや骨折など
不注意や不測の事態などのため
身体を傷つけることを
一般的にケガといいます。


ぎっくり腰や寝違いも
同じケガの一種と考えます。


ここで想像力をもっと膨らまして考えると
ケガをしたときに
カラダの中にどんな事が
起こっていると思いますか?

 

それは


ケガをした時の
共通のカラダの反応を
見ればよくわかります。


捻挫や打撲、肉離れや突き指の
共通のカラダの反応はなんでしょうか?

 

それは
腫れや内出血です。


これはケガをして血管に傷が入ることで
血管内のものが
血管外にチョロッと漏れたり
ドバッと出たりすることで
ケガをしたところには
腫れや内出血として観ることができます。


つまり、捻挫や打撲
肉離れや突き指の共通のカラダの反応は


筋肉や骨についた傷から
出血をとめることがもっとも優先される
カラダの反応と考えて下さい。

ここでイメージしやすいように


筋肉や骨で考えるのではなく
皮膚の上についた傷で考えてみます。

例えば
料理をしている時に
包丁で指を少し切ったとします。


つまり
包丁で指に傷がついたことになります。


その傷からは
何が出てきますか?


そうです。
真っ赤な血です。


小さな傷なら出血も少ないので
傷が広がらないように注意をしていれば
そのうちに出血はおさまってきます


こんな経験は
だれでも一回はしたことありますよね


それでは
なぜ、血は止まるのでしょうか?


不思議と思いませんか?

 

なぜ、血は止まるのかって


自分は小学生のときに
なぜ?血が止まるかが
不思議でしかたがありませんが
皆さんはそんなこと思ったことは
ありませんか?

 

「なぜ?何もしなくてもかってに血は止まるのか」

実は
私たちが何もしなくても
出血が止まるためには
カラダの中では
次々とさまざまな化学反応がおこり
傷ついた血管をふさぎ
出血を止めているのです。


これを医学用語で
止血メカニズムといい
それに関わる
血液凝固因子の種類は12種類で
これらが順番に化学反応をおこし
最終的に止血をします。


もし、この順番が1つでも
狂うと止血の反応が
おこらず血は止まりません


あなたが何もしなくても血が止まるには
こんな素晴らしいカラクリが
カラダには備わっているのです。


ここで
ケガと出血の関係をまとめると

・ケガをすると出血する
・出血を早く止血すことで
・早くケガが治る

ここで思い出して欲しいのです!


なぜ、ぎっくり腰のときに
直後に動いてはいけないのかを

勘の良いあなたらな分かりますね?

もし、ぎっくり腰になった直後に
動いてしまうと
筋肉や血管についた
傷が広がる可能性があります。


それはぎっくり腰を
治りにくくするだけではなく
さらに傷が広がり
もっと悪化させる可能性が
あるということです。

それとは逆に
ぎっくり腰をした直後は
その場所でジィーーーとしていると
カラダに備わった
傷を治す「止血メカニズム」が働き
傷を治してくれるということなんです。


お分かりいただけましたでしょうか?

だから、ケガをした時は
動かないでって言ってるのです。


ここでベトナム戦争の時に
アメリカ軍がやったケガの時には
動かない方が良いと分かった実験をご紹介します。


戦地で負傷した兵士を
2つのグループに分けます。


A 十分な処置をして24時間
 動かないでその場にいてるグループ


B 簡単な処置をして
 ヘリコプターで一刻も          
 早く病院に連れて行くグループ


どちらのブループが
その後のケガの治り方が良かったかは
今日のブログを読んだ
あなたならもうお分かりですね。


ご想像通り!
十分に処置をして
カラダを動かさないグループの方が
その後のカラダの治り方が
良かったわけです。


カラダは安静にしているだけでも
本来もっている自然治癒力を
発揮して傷を治そうとします。


それが
この実験ではっきりと
分かったいうわけです。


このことからも
ぎっくり腰やケガをした時は
慌てて立ち上がったり
動いたりしないことが
最高の治療となるわけなのです。

そういえば
野生の動物もケガをした時は
じっーーとしていますよね。
それは、本能であり
それが一番早く傷を治す治療になるからです。


慌てて湿布を探して貼る動物は
人間だけということです


動かさないことの重要性がわかれば
全ての状態に対してのケアにも使えます
自律神経失調症やうつ病も状態によっては
動かさないという選択肢が必要な時もあります
それはこちらで指示しますが
こういうこともあると頭に入れていただけたら嬉しいです。


 
今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございました

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