たかが歩き、されど歩き。歩き方ひとつで人生は変わる!!!
だいぶ気温が秋らしくなりました
皆様運動はしていますか?
冬場に向けた体力つくりで役に立つのが
ウォーキングです。
ウォーキングは自律神経の不調改善にも
とても効果のある運動法です。
今回はより健康になってもらうための
ウォーキングの秘訣について書いていきます。
健康であり続けたいと思うのは
多くの人の希望だと思います。
しかし、その思いとは反対に
日本の医療費は年々増加し続けて
20年前の約2倍、
30年前の約3倍近くになりました。
実際に病気の治療に
使われる金額は国家予算の約20%ですが、
医療サービスなどを含めると
国家予算の約40%になります。
この数字は他の外国では見ない数字です。
日本人の多くの人が病院や
介護施設などの医療機関に
お世話になっているということです。
この結果は日本の医療が
充実しているのではなく
病気の人がものすごく
多いということになります。
病気の原因を考えると
「食べ物」
「ストレス」
「薬の飲み過ぎ」
「運動不足」
「食べ過ぎ」
なども考えられますが
そもそも間違っていた
『健康常識』が
広まっているとも考えられます。
良い例が
「タバコと肺がんの関係」です。
肺がんの原因はタバコと決めつけて
禁煙キャンペーンをして
多くの人がタバコをやめましたが
肺がんは減ったでしょうか?
実は禁煙活動は進んでいますが
肺がんは減っているどころか
年々、増え続けています。
つまりタバコが肺がんの原因ではない
ということになります。
もちろんタバコがカラダに
良いって言っているのではありません。
特にタバコを巻いている紙には
発ガン物質が含まれています
タバコの葉にも発ガン物質になる
タバコの茎が入っています。
それに比べて日本古来のキセルや
西洋のパイプにはタバコの葉だけが
使われているので
癌のリスクもかなり減ってきます。
このような間違った健康知識は
他にもたくさんありますが
今回お伝えするのは
「歩き方」です。
日本人の歩き方は
昭和の前と比べるとかなり悪くなってます。
歩き方が悪くなると何がいけないのかというと
膝、腰、首に負担がかかり
そのことで姿勢が悪くなったり
関節が痛くなったりします。
この悪い歩き方になった原因は
・クッション性の良い靴
・踵での着地
この2点だと考えます
クッション性の良い靴が直接の原因というよりも
悪い歩き方をしていても
クッション性が良い靴は
カラダへの負担は減らしますが
そもそも歩き方自体が変わるわけではないので
靴を履いていない時間は
悪い歩き方によってカラダへの負担は続き
結果としてカラダのどこかが痛んでいきます。
一番の理想なのは
良い靴で良い歩き方をすると
カラダへの負担が減るばかりか
逆に歩くだけで
カラダのバランスが整い
カラダの歪みも治っていきます。
ちなみに良い歩き方をしていると
靴の踵の部分の減り方が少ないです。
極端に靴の踵の外側が
減っている人を見かけますが
間違いなく膝や腰に
負担がかかっている
悪い歩きをしています。
カラダへ負担がかかる
悪い歩き方になる原因は
「踵からの着地」です。
この間違った健康常識で
多くの人のカラダが壊れています。
踵から着地をすることで
歩くスピードにブレーキがかかってしまって
その衝撃がカラダへと伝わっていきます。
では、正しい歩き方とは
どうすればいいのでしょうか?
結論から言うと
正しい歩き方とは
土踏まず全体で着地の衝撃を吸収して
カラダへの負担が少ない歩き方です。
カラダへの負担が少ない
正しい歩き方のポイントを
3つあげてみます。
ポイント1
脚を振り子のように使う
ポイント2
体重移動は振り子が戻ってから
ポイント3
土踏まず全体で着地
簡単に解説していきます。
ポイント1
脚を振り子のように使う
一般的に普及している歩き方では
膝をあげて自転車を漕ぐように
脚を蹴って歩くことが多いですが
これがカラダへの負担になります。
正しい歩き方では、
片足立ちの姿勢から膝を
伸ばしたまま脚を振るようにして下さい。
この時、脚が前から後ろへ
後ろから前に振れるように意識しましょう。
ポイント2
体重移動は振り子が戻ってきた時に行う
ポイント3
土踏まず全体で着地
振り子の動きに合わせて
体重移動を行います。
カラダへ負担をかける歩きをしている人は
脚が後ろから前に移動する
タイミングで体重移動をし踵で着地をします。
それに対して
良い歩きの人は脚が前から
後ろに戻るタイミングで
体重移動をして土踏まずの
アーチ全体で着地をしています。
この違いを実験して
実感してみてください。
片足だちになり地面についていない方の脚を
膝を伸ばしたまま振り子のように前後に振ります。
振り子が前に行くタイミングで
体重移動をしてみてください。
しかも、踵で着地します。
これが悪い歩き方の感覚です。
次に脚を振り子のように動かし
前から後ろに戻るタイミングで
体重移動をしてみてください。
この時の着地は土踏まずです。
これが良い歩き方の感覚です。
どちらが脚に衝撃があるかは一目瞭然です。
悪い歩きは、脚が前に行く時に
踵で着地をするから
「ドン!」と音が鳴ると思います。
この音は歩きにブレーキが
かかっている証拠の音で
カラダへ衝撃を伝えます。
それに比べて良い歩きは
脚が前から後ろに戻る
タイミングで体重移動をし
土踏まずで着地をするから
音も衝撃も少ないはずです。
練習としては
片足で立ってもう片方の脚を
膝を伸ばして振り子運動をして
前から後ろにUターンをした
タイミングで体重移動をします。
ここで大切なポイントをお伝えします。
脚の振り子運動時は
後ろから前では膝は軽く
曲がってもかまいません。
しかし、前から後ろに動く時は
膝は曲がってはいけません。
つまり、
地面に踵が着地をする時は
膝は曲がらず真っすぐです。
この動作を繰り返し
体重移動のタイミングと
土踏まずでの着地を習得します。
毎日10分間の練習を
一ヶ月間続けると歩き方が 変わってきます。
もう一度、
良い歩きのおさらいです。
ポイント1
脚を振り子のように使う
ポイント2
体重移動は振り子が
戻ってきた時に行う
ポイント3
土踏まず全体で着地
練習では動き始めの
振り子の脚を軽く後ろに振り、
その反動で前に出すとコツが
つかめると思います。
良い歩きのポイントは
これ以外にもたくさんありますが
今回は脚の動かし方と
着地についての正しい情報をお伝えしました
歩き方が良くなると姿勢が変わり
カラダへの負担もなくなります。
是非、チャレンジをしてみてください。
あなたが素敵に歩けますように
最後までお読みいただき
ありがとうございました。