体幹を使う、鍛えることのメリットとは?
最近だいぶ涼しくなりましたね
コオロギも多くみられ(自分の院の周りですが)
日の入りも早くなり季節の変わり目を実感します。
ですが先週末は台風が直撃しましたね
まさかまさかの展開にびっくりです
皆様は被害は大丈夫でしたでしょうか?
台風のあとは基本天気が良くなります
この時に朝日をしっかり(3分以上)浴びると
かなりの自律神経の調整にもなります。
今週は朝日をしっかり浴びることを意識してみてください。
さて今回は患者さんやいろんな方から
よく質問をいただく
体幹についてお話しします。
まず体幹という言葉は
スポーツ選手がよく使っていますが、
具体的にはどのようなものなのでしょうか?
体幹とは
体の胴体部分のことで、一般的には
・腹筋
・背筋
の部分における
深層筋と呼ばれる身体の内側の
深い部分にある筋肉を指します。
逆に、表面部分の筋肉は
表層筋と呼ばれ
・表層筋 → 身体を動かす筋肉
・深層筋 → 身体を支え安定させる筋肉
といった役割があります。
プロスポーツ選手やアスリートの方々は
高度なバランス感覚を必要とするので
積極的に体幹を鍛えているという訳です。
またダイエットにも一役買っているとも話があります。
しかし、私たちはこの体幹の筋肉が衰えてしまうと、
・疲れやすい
・疲れが抜けない
・よくつまずく
・太りやすくなった
というような症状が起こります。
また、その他にも様々なトラブルや病気にも繋がるので
日々体幹を鍛えておくことが大切です。
それでは
どのようにして
この体幹を鍛えればよいのでしょうか。
それには
腹筋と背筋の深い部分
を刺激させることが必要で
以下に紹介するエクササイズが効果的です。
・背中まるめ
1.浅めに椅子に腰を掛けて背筋を伸ばします。
2.両腕を胸の前で組む(交差)させます。
3.息を吐きながら背中を丸めます(息を吐ききるまで)
4.息を吸いながら体を伸ばします。
※仰向けに寝た状態で行うと、効果がUPします。
・わき腹伸ばし
1.椅子に腰を掛けて背筋を伸ばします。
2.両腕を胸の前で組む(交差)させます。
3.息を吐きながら右のわき腹を縮めていきます(息を吐ききるまで)
4.息を吸いながら体を伸ばし、左側も行います。
・上体ひねり
1.浅めに椅子に腰を掛けて背筋を伸ばします。
2.両腕を胸の前で組む(交差)させます。
3.息を吐きながら足は動かさず右に上体をひねります(息を吐ききるまで)
4.息を吸いながら体を戻し、左側も行います。
上記の3つを各2~3分、まずは1日おきで慣れて
きたら毎日行うと、徐々に体幹が鍛えられて行きます。
(大事なことは毎日やらないことです。
負荷になれるので、トレーニングの効果が下がります)
なお、体幹は大きな筋肉なので
体幹の筋肉量が増えることで
代謝も増加して痩せやすい体質にもなります。
ぜひお試しください。
難しければ時間を少なくするとか
一つだけにするとか工夫をしながら取り組んでください。
取り組んで
・体重が減った
・疲れなくなった
・痩せてきた
・元気になった
などが出たらうれしいですが
結果が出てすぐにやめると
鍛えたものが脂肪に変わりリバウンドします
リバウンドは自律神経の働きにも大きな影響が出ます
なので、結果が出てもすぐに止めず
プラス3か月間は続けてください
そしてゆっくり週で取り組む回数を減らしていきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。