肩こりの人の共通点その2
前回は肩こりの人には共通点が
あるということでした。
その1つとして
首が下を向いている為に
顔が前に突き出している姿勢に
なっていることで
頭の重さ(5kg)が
首が下を向く角度によって2倍・3倍・4倍と
肩や背中の筋肉に負担をかけ
そのことで肩こりになっているというお話でした
そして、今回はその続きの
肩こりの人の共通点②です。
肩こりに悩む人の肩や背中の筋肉には
頭の重さ以外にももう1つ重さが
かかるものがあります。
それは腕の重さです。
腕の重さは
50kgの体重の人で
片腕の重さは約3kgと言われていて
腕の太い人や太っている人は4kg以上となります。
片腕で4kgとなると
両腕だと8kgとなりかなり重たいものとなります。
意外にも重たい両腕の重さが
肩こりの人は座っている時
立っている時歩いている時と常に
肩や首の筋肉に負担をかけているのです。
では、なぜ肩こりの人は
自分の腕の重さが負担に
なるのでしょうか?
肩こりの人の腕のイメージとは?
まず始めにあなたに質問です。
「腕はカラダのどの部分から
つり下がっていると思いますか?」
つり下がっている?と思いました?
腕がある場所から
つり下がっている感覚がない人は
この時点で肩こりや腱鞘炎など
腕や肩にトラブルを抱えている
人かもしれません。
腕は基本的には
ブラ~ンとつり下がっていること
この感覚が正しい身体感覚です。
先ほども言いましたが
腕は意外にも重たいものです。
それを、つり下げないで持ち上げていると
3kg以上のモノを片手で
常に持っている状態となり
肩こりに悩むのはあたりまえです。
カラダを正しく使っている人は
オモリをつけたヒモのように
腕をカラダのある部分から
つり下がっている感覚があります。
では、カラダのどこから腕が
つり下がっているという感覚が
正しいのでしょうか?
つまり、腕の付け根は
どこでしょうか?ということにもなります。
ほとんどの人は
腕の付け根は 肩!と思ったはずです。
そうすると腕は肩からつり下がっていることになります。
残念ですが
これは正しくない感覚です。
肩から腕が
つり下がっている感覚の人は
首や肩の筋肉で意外と重たい腕を無意識に
常に少し持ち上げている姿勢を
とっていることが多く
やはり、肩こりに悩まされているケースが多いです。
では、腕はどこから
つり下がっている感覚が
正しいのでしょうか??
少しカラダの勉強をした人なら
腕の付け根は鎖骨だから
鎖骨から腕はつり下がっていると
考えたかも知れませんが
鎖骨は腕の運動の中心と
考えるのはいいと思いますが
腕をつり下げる場所としては不向きです。
それでは、正解です。
腕がつり下がっている場所は・・・・・
『頭(頭蓋骨)の
耳の後ろから後頭部の間の場所です。』
分かりにくい人は
耳の後ろ!と覚えていてください。
正しい感覚は腕は耳の後ろからつり下がっている!
これを普段意識することで
首や肩にかかる負担を軽減させ
肩こりの改善となります。
あなたは、今まで
意外と重たい自分の腕を
常に持ち上げていませんか??
今日から腕は耳の後ろから
つり下がっている!と
身体感覚を変えてみてはいかがでしょうか?
次回は、腕が耳の後ろから
つり下がっている感覚が身につく
メソッドをお伝えします
今回もお読みいただきありがとうございました