あさひ整骨院
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秋における胃の状態を整え快適に過ごす方法とは?

秋における胃の状態を整え快適に過ごす方法とは?

秋における胃の状態を整え快適に過ごす方法とは?

気がつけば11月に入り
今年も残り2か月
年初めに立てた目標はどうなっていますか?


立てた人も立ててない人も
達成した人も達成していない人も


残り2か月あるので
ただ何気なく過ごすより
突き進んで楽しく生活してほしいです


今回は当院の患者さんでも多い
この時期の不調として現れる
「胃」の対策について書いていきます。


急な暑さから一転
朝晩が急に冷え込むようになった11月。


この時期は体が季節に
追いつけなくなる季節です。


そんな中、最近は
「胃のトラブル」を訴える患者さんが
一気に増えてきましたが


あなたは大丈夫でしょうか?

 

この時期の胃の不調の原因とは?

 


大事なことですが
まず原因はひとつではありません。


この季節特有の「4つの要因」が
重なって起こります。

 

1.冷え


秋の朝晩は寒暖差があり
胃の血流が低下して粘膜が
修復できなくなります。


冷たい飲み物、アイスコーヒー、
生野菜ばかりを食べている方はまさに要注意。


胃が冷えて動かないことで、
胃痛や食欲不振を招きます。

 

2.乾燥


秋は肺や大腸が弱る季節ですが
同時に胃の粘膜も乾きます。


乾燥した胃は
胃酸のバランスが崩れやすく
胸焼けやゲップが出やすくなるのです。

 

3.自律神経の乱れ


夏の疲れが抜けないまま
秋に突入することで、
交感神経が優位のままになります。


つまり体がずっと緊張モード。


消化をつかさどる副交感神経が
働かず胃が休めない状態が続きます。

 

4.食生活の変化

 

秋は食べ物が美味しい季節。
きのこ・栗・芋・サンマ。
どれも美味しいですが
実は胃の消化力を試す食材でもあります。


これらは脂質や食物繊維が多く
胃酸や消化酵素の分泌が
しっかり出ていないと
うまく消化できません。


また、秋は体が省エネモードに入り
代謝も落ち始める時期。


夏より消化機能が
一段ゆるやかになっています。


そこへ、脂ののったサンマや
食物繊維の多い栗や芋を食べ続けると
胃が処理しきれずに
胃もたれやガス溜まりを
起こしやすくなるのです。


東洋医学ではこの状態を
脾胃の疲れと呼びます。


栄養はとれているのに
吸収ができていない状態。


この時期こそ、暴飲暴食を控え
よく噛むなど胃をいたわる
食べ方が大切です。

 

まとめると


冷え×乾燥


それに加えて


自律神経の乱れ×食の変化


これが秋の胃トラブルの正体です。

 

胃を整える3つのセルフケア

 

ここからは、
自分でできる3つの整え方を
ご紹介します。


・横隔膜リセット呼吸法


胃のすぐ上には横隔膜という
呼吸の筋肉があります。


この横隔膜がねじれると
その隙間を通る食道が圧迫され
胃の動きが悪くなります。


そこでおすすめなのが
ねじれた横隔膜を戻し
横隔膜を整えるセルフケア。


横隔膜と胃が関係する場所が
鳩尾(みぞおち)の奥に
ありますので、そこを狙って
横隔膜を整えます。


やり方は次の通りです。


①椅子に座る


②「前になれ」をして姿勢を正す


③両肘を直角に曲げる


④曲げた肘を胸の前で合わせる
(くっつかなくてもよい)


⑤体を丸くして両肘で鳩尾(みぞおち)を押し込む


⑥背中は丸くなります


⑦力を入れたまま10秒キープ


⑧3セットします


腹筋に力が入り、
背中が伸びる感覚が正解です。

 

・左首前の温め


左の首の前、
顎から鎖骨までのラインを、
蒸しタオルで温めます。


温かさが消えたら
1回分のケアは終わりです。


1回でも効果がありますが
気持ちよければ1日に
数回しても大丈夫です。

この部分は胃の働きを
コントロールする迷走神経が
通る場所があります。


この部分を蒸しタオルで
温めることで迷走神経が整います。


整えるポイントは
ドライヤーのような熱ではなく
蒸しタオルの湿った温かさが
迷走神経を整えます。

 

・スネのマッサージ


膝から下のスネには
東洋医学でいう胃の経絡が走っています。


胃が弱るとこの部分が
硬くなり押すと痛みが出ます。


やり方は簡単。


スネ全体をマッサージして
特に痛いところがあれば、
20秒ほど持続的に圧をかけます。


これだけで、
胃の気が巡り下半身も
ポカポカしてきます。

 


体の構造から見る胃の治し方とは?

 


一般的に胃の不調というと、
ストレスや食べすぎと
考えられがちです。


しかし、体の構造から
観察すると横隔膜のねじれが
原因になっているケースがとても多いです。


胃と横隔膜は上下に重なる
兄弟のような関係。


横隔膜がねじれて硬くなると
その下の胃は動けなくなり
血流も停滞します。


逆に横隔膜がゆるむと
胃もスムーズに動きだし
呼吸も深くなり、副交感神経が働いて
体全体がリラックスします。


つまり、
「胃を治す鍵は呼吸にある」
ということです。

 


心と体、どちらも整う秋にしましょう!

 


秋は実りの季節であると同時に、
整理と浄化の季節でもあります。


体も心も夏に溜まった
疲れや緊張を手放す時期。


胃の不調は、
頑張りすぎているサイン
かもしれません。


まずは深呼吸をひとつ。
そして今日ご紹介した
3つのセルフケアを
やさしく試してみてください。


秋は夏の疲れをとり
栄養を蓄えて冬に備える
大切な時期です。


胃を元気に保つことで、
免疫力が下がらず
風邪やインフルエンザにも
負けにくい体になります。


この時期は胃の不調の原因である
冷え・乾燥・自律神経の乱れ・
胃の酷使に注意しながら、


今日ご紹介した3つの
セルフケアを実践し秋冬を
乗り切れる体をつくってください。


最後までお読み頂いて
ありがとうございました。

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