慢性疲労を改善しならないよう対策しましょう!!!
日に日に感染者が増えている現状に
心身穏やかではないでしょう
こういうときだからこそ
健康でいることの大事さを
改めて認識して頂けたらと思います
健康なら感染もしないはずなので!!!
今回は健康でいるために欠かせない対策
「慢性疲労」について書いていきます。
寝ても疲れがとれないや
気分の落ち込みひどい
などで悩む人が現代では本当に多いです。
もしかして、
私はウツ病?と
真剣に悩む人も増えてます。
これらの症状で悩んでいる人は
「副腎疲労」を疑うことです。
今年は
新型コロナのストレス。
慣れないリモートワーク。
生活リズムが狂った主婦(主夫)。
などで多くの人が慢性的な
ストレスにさらされています。
私たちはストレスを受けると
そのストレスで身体や心が壊れないように
ストレスを防御する
抗ストレスホルモンと呼ばれる
コルチゾールが副腎から分泌されます。
副腎から分泌される抗ストレスホルモンは
いわゆるストレスに対する
身体の防御システムです。
今年は新型コロナの影響で
長期間のストレスがかかる人が多く
その人の副腎は
毎日毎日、
抗ストレスホルモンを作り
疲労困憊状態になります。
私たちだって長期間もの間
休みなしで働かされたら
ぶっ倒れますよね。
それと同じで副腎も
長期間の疲労がかかると機能が低下し
ついには抗ストレスホルモンが
作れなくなります。
そうすると
ストレスに対しての
抵抗力がなくなり
寝ても疲れが取れないや
気分が落ち込むなどの症状が出てきます
この状態が
ひどくなることを
「副腎疲労」といいます。
副腎疲労の症状は
個人差がありますが
いくつかの例を書き出すと
・朝起きられない
・起きるのがつらい
・眠っても疲れがとれない
・体が重い、だるい
・立ちくらみがする(起立性低血圧)
・やる気がしない
・うつ症状がある
・記憶力や集中力の低下がある
・頭が働かない
・砂糖や甘いものが欲しくなる
・低血糖症がある
・カフェインがないと仕事ができない
・風邪をひきやすい。
・風邪の治りが遅い
・午後3時から4時の間はぼんやりしている
・夕食後、やっと元気になる
・ストレスに対処できない
・PMS(月経前症候群)の悪化
これらの症状があるのならば
副腎疲労を疑った方が良いです。
副腎疲労の検査は
唾液を調べるとできます。
検査ができる病院と
できない病院があるので
興味がある方はご自身で
調べてください。
保険が適応されていない
検査ですので2万円から3万円程度です。
副腎は腎臓の上にあり
イメージ的には腎臓が
三角の帽子をかぶっていて
その三角の帽子が副腎です。
腎臓は腰の上あたりに左右あります。
副腎疲労の治し方について
副腎疲労の治療法は
休息と食事療法が必要です。
軽度の副腎疲労だと
質の良い睡眠と食事療法を
するだけで回復してきますが
重度になると回復するのに
時間もかかるしサプリメントや
時には薬も必要となるから
できるだけ軽度の時に
治したいものです。
副腎疲労の食事療法
副腎に良い食べ物としては、
・良質なタンパク質
・ニンニクや生姜などの薬味
・フレッシュなハーブ野菜
・色が濃く苦味のある野菜
良質なタンパク質は
小魚を中心とした魚類。
質の良い鶏肉、豚肉。
牛肉なら牧草で育った牧草牛がオススメです
ニンニクや生姜などの薬味は
肝臓の解毒力を強くすることで
副腎に作用するそうです。
あとはカラダに良さそうな
ハーブ野菜や苦味のある野菜が良いです。
良質なタンパク質と
身体に良さそうな野菜を
とることがポイントです。
あと副腎疲労の食事療法を
考える上で大切なことは
副腎に良いものを摂るよりも
副腎にダメージを与える
食べ物を取らない!!
これが大切です。
ストレス過多で副腎疲労に
なっている人の中には知らず知らずに
副腎に負担をかける食べ物を
食べている人を多くみかけます。
副腎に負担をかける食べ物の
共通点は「体内炎症」です。
体内に炎症があること自体が
副腎にとっては外から
ストレスがかかるのと同様に
疲労をおこします。
身体に炎症をもたらす食べ物の代表として
・小麦粉 (グルテン)
・乳製品 (カゼイン)
・カフェイン
・アルコール
・砂糖
自分が副腎疲労だと
思ったらこれらの食品を2週間やめる。
そうすることで
症状が回復すれば
これらが副腎疲労を
後押ししていたことが分かります。
自分の患者さんに
慢性の疲労と頭痛を訴える
副腎疲労と思われる
若い女性がいました。
彼女の食生活を尋ねてみると
朝食はパン、ヨーグルト。
甘いお菓子が大好きでしたので
食事を和食に変え
甘いお菓子を控えさせると
2週間程で毎日感じていた
疲労感や頭痛がなくなり
肌艶も綺麗になり元気になりました。
彼女はその後も
小麦粉製品と乳製品は
控えているみたいです。
小麦粉に含まれるグルテンは
小腸の粘膜に悪影響を及ぼしつつ
体内に炎症をもたらすと言われており
牛乳、ヨーグルト、チーズに
含まれる乳タンパク質であるカゼインを
日本人の多くは
消化吸収ができない人が多く
体内炎症を起こすと言われています。
全ての人に
小麦粉製品や乳製品を
やめることをアドバイスはしませんが
もし、呪いをかけられたような
原因不明の不調で悩むのなら
これらを遠ざけるのもありです。
副腎疲労は重症化すると
人間としてまともな生活が
おくれないほどになります。
人には分かってもらえない
苦痛を伴い働くこともできないので
人生が台無しとなります。
まさに、生き地獄です。
そうならない為にも
慢性ストレスを感じている人は一度立ち止まり
自分の身体と向き合い
副腎疲労のケアを実践してみてください。
今回もお読みいただき
ありがとうございました