健康のためには否定型セルフトークを止めましょう!!!
新型コロナの話題が毎日のように出てます。
いろいろ思うこと、考えることはあるかと思いますが
「いかに普段通りの生活ができるか?」が重要になります
ここでいう普段通りとは
・良く寝て
・きちんと食べて(腹8分)
・運動してストレスをためない
本当に基本的なことです
これらは昔から行われたことです
今だから特別なことはせず
できることをできるレベルでやりましょう。
今回は思考やトークによって
健康にもなれば逆もあるというお話です
健康やダイエットを考える時に
「あれは、してはいけない。」
「これは、食べてはいけない。」
と何かを否定をする人がいます。
これは自分にとって悪いものや
よく無いものから自分を遠ざけるために
使用される否定型トークですが
実は自分に否定型トークを
自分にしている人は
逆に不健康になっていきます。
セルフトークには肯定型トークと
否定型トークの2パターンがある。
セルフトークとは
声に出さなくて心の中で
思っている言葉や
他人には聞こえない独り言のことを言います。
簡単に言うと、
普段自分自身にかけている言葉です。
私たちは自分以外の人と
コミニュケーションを取るために
言葉を話しますが
実は、他人と話す言葉よりも
自分自身に語りかける
セルフトーク の方が多いと言われていて
驚くことに私たちは1日に
4万〜6万回のセルフトーク を
していることが研究で分かっています。
今回は否定型のセルフトークが
健康やダイエットには良くないというお話をします。
先ず始めに
思考のパターンには誰でも
2つのパターンを持っている事を
理解してください。
一つ目のセルフトーク が
「肯定型トーク」です。
このトークは
これは、良い。
これは、自分にあっている。
これは、からだが喜ぶ。
など、何事も肯定的に物事を
受け取る思考で
その反対のトークが
あれは、悪い。
あれは、嫌い。
あれは、してはダメ。
など、何事も否定的に物事を
受け取る「否定型トーク」です。
英語でいうと
「Don’t ~ !」です。
習慣が人生を決める!
以前からお話をしているように
私たちの病気や体調不良は
日常生活の「習慣」からのものがほとんどです。
例えば
食べ過ぎると肥満になる。
歯を磨かないと虫歯になる。
悩みすぎるとウツになる。
運動不足は病気になる。
つまり
原因があっての結果で
この原因を作っていくのが
日々の「習慣」です。
このように、普段の「習慣」の
積み重ねが心やカラダを作り
内蔵の状態や血流の
良し悪しを決めたり
精神的なストレスさえも
この何気ない日々の「習慣」が影響をしています。
こうして考えると
「習慣」とは恐ろしいものです。
自分にとって
良い習慣は、未来を明るくし
悪い習慣は、未来を暗くする。
健康はもちろん
人生そのものも日々の
「習慣」が決定づけるのです。
人間は「習慣の生き物」だと
名前は忘れましたが
偉い学者さんが言っていました。
まさに「習慣」とは
私たちが歩く人生の道
そのものであり
その道を歩いたとおりに結果がでます。
こう言ってしまうと
「悪い習慣をやめます!」
「ダメな悪い習慣を改善します!」
このように考えた方も多いと思いますが
実は
「これは、してはいけない。」
「あれは、ダメ。」と言った、
「ダメ、ダメ」の
否定型の自分へのトークが
まさに「否定型トーク」であって
この否定型トークをすることで
逆に悪い習慣がやめられなくなり
健康になれないパターンが多いのです。
否定をすると脳には逆に意識をする!
健康法をする時に
よくあるパターンで
砂糖はダイエットに
良くないからやめる。
(砂糖はダメ!)
お菓子は太るからやめる。
(お菓子はダメ!)
タバコはカラダに
良くないからやめる。
(タバコはダメ!)
ジュースはカラダに
良くないからやめる。
(ジュースはダメ!)
このように
あれはダメこれはダメ!
と否定することで
逆にそれを意識するように
脳が働きその結果、
それらを止められなくなり
ダイエットや健康法を
失敗する人が多いのです。
糖分はダメ。
タバコはダメ。
アルコールはダメ。
脳にはダメと認識すると
それを危険なモノ、事、場所と
記憶をして意識をする仕組みがあり
ダメと脳にインプットすると
そのことがより気になるという習性があります。
なので脳に糖分はダメと
インプットをすると
より糖分のことを意識しだし
タバコをダメとインプットをすると
よりタバコが吸いたくなってきます。
よって糖質制限ダイエット法も失敗し
禁煙も成功をしません。
ダメ!と
インプットすることで
脳がそれを認識し
神経回路を強固にします。
何かをヤメたい時に
それをダメ!と記憶をしてはいけないのです。
これは私たちの脳が
原始時代から命を守るために
危険なものや
危険な場所を
忘れないようにするために
発達したものです。
何々をしてはいけない
これは食べてはいけない
これはやってはいけない
など命を守る為に残っている本能です。
なので
「しては いけない」
「食べては いけない」と思えば思うほど
脳は更にそれを単語を意識するように
仕組まれているのです。
これは危険回避には
良い事なのですが
ダイエットや健康法では逆効果となり
やめたい事、避けたい事を
逆に凄く意識してしまい
「やめられない」
「避けられない」
となりダイエットの失敗や不健康への
習慣がやめられなくなります。
肯定型トークがあなたを救う!
では
健康になる為にはどのような
セルフトークをすれば
良いのでしょうか?
それを解決するのが
「肯定型トーク」です。
例えば
「タバコを吸ってはいけない!」
と否定型トークではなく
タバコが吸いたくなったら
「深呼吸を3分間する」と
自分に言い聞かせます。
3分間の深呼吸をすることで
タバコを吸いたい気持ちが
なくなり結果的に本数が減ってきます。
また「糖質はダメ!」と
漠然と思うよりも
おやつの時に
スナック菓子を食べるより
果物を食べようとか
パン食をご飯食に変えると
糖質が抑えられるとか
お腹いっぱい食べるよりも
腹8分目の方が健康になるなど
とにかく
〇〇を食べてはいけない。
〇〇をしてはいけない。
と自分に言わないことです。
なんども言いますが
否定型を使うとかえって脳が
それを意識をするので
欲求の方が大きくなり
やめられないことになります。
3分間深呼吸があなたを救う!
食べたい!やりたい!など
無性に欲求が湧いてきた時は
脳はパニック状態になっているので
コントロールができません。
チョコレート中毒の人の前に
美味しそうなチョコレートを置くと
その人の脳はパニックをおこして
食べても良いかどうかを
判断する前に食べてしまいます。
これはその人の意思が
弱いのではなく脳で起きる
「反射」です。
こんな時にオススメなのが
「3分間の深呼吸」をすることです。
深呼吸を3分間をすると
強烈な欲求は過ぎ去ると言われています。
我慢ができない状況から
深呼吸を3分することで
我慢ができる状況に変わっていきます。
肯定的な言葉選びと
欲求が生じた時には
3分間の深呼吸をする習慣を
身につけてください。
あなたが
健康な心とカラダを望むのならば
必ずあなたには必要な習慣となります。
また言葉というものは選び方が大切で
「食べては、いけない」
「しては、いけない」などの
否定型は自分自身に「恐怖」を
与えストレスになっていくのに対し
「こちらの方が良い」など
肯定型は「希望」を与えていきます。
ご自身にも他人にも
肯定型の希望を与える言葉を
使うようにしてください。
今回もお読みいただき
ありがとうございました