今の私たちに足りないミネラルは?
三月も中旬になり暖かさが出てきました
陽気になると人は行動を開始します
そのためか急な不調や痛みが増えるのもこの時期です
なので急な不調な出た時は今回のブログを参考にしてください
今回は私たちが不足しがちなミネラルについてです
「急に痛みが出た」
「足がつりやすい」
「まぶたがピクピクする」
「神経が興奮して熟睡ができない」
このような症状が出ている人は
マグネシウムが足りない可能性が
あることを知っていましたか?
最近の栄養学の情報では
慢性的なマグネシウム不足に
日本人はなってきていると言われています。
カラダに関心のある方なら
日本人はカルシウムが不足がちなので
強いカラダや骨を作るために
カルシウムをしっかり
食事や牛乳、サプリメントで
とるのは当たり前のことで
イライラしている人を見ると
あの人はカルシウムが足りないと
後ろ指を指してきたと思います。
しかし、これは30年も40年も昔の常識で
現在ではこの考えは少し否定されてきています。
なぜだと思いますか?
それは、私たちの環境が変わったからです。
食生活が変わることでの影響
以前の伝統的な日本食は
野菜、海藻類、米、味噌など
大変バランスの良い食事でしたが
唯一不足していたのがカルシウムでした。
だから、不足しているカルシウムを補うために
カルシウムを多く含む食材や牛乳などが注目されました
「骨を強くするのにはカルシウムが必要」
この洗脳を私たちは長年に渡ってされてきたのです。
ここで知って欲しいのが、
カルシウムとマグネシウムのバランスです。
カルシウムはもちろん
カラダにはとても大切なミネラルです。
これは1mmも否定はしません。
しかし、カルシウムがカラダの中で
正しく有効に使われるには
マグネシウムが絶対的に必要です。
一般的には
カルシウムとマグネシウムの割合は2:1と言われていて
マグネシウムが不足していると
せっかく食事やサプリメントで
摂取したカルシウムは骨にもならず
それどころかカラダの中に石を作ったり
関節に溜まって痛みの原因となります。
カルシウムはマグネシウムが
いてこそ私たちの役に立ちます。
ここで思い出して欲しいのが
以前の日本食にはマグネシウムが
豊富に含まれていたということです。
特に海藻類にはマグネシウムがたくさん含まれています。
この背景があったことで「カルシウム神話」が誕生しました。
しかし、食文化は大きく変わりました。
洋食、ファーストフード、外食、コンビニ
これらの食品には
マグネシウムが全く足りていません。
この食変化で私たちのカラダは
カルシウムを有効的に使えなくなってきているのです。
「急に痛みが出る」
「足がつりやすい」
「まぶたがピクピクする」
「神経が興奮して熟睡ができない」
これらの症状はマグネシウム不足に
よるカルシウムの害とも言われています。
また、
食欲不振・偏頭痛・筋肉の慢性緊張・
冷え性・糖尿病・高血圧も
マグネシウム不足と言われています。
マグネシウム不足を要約すると、
・カルシウムだけでは害になる
・日本人はマグネシウム不足
・マグネシウム不足は万病のもと
マグネシウムがたっぷりの
食材といえばやはり「海藻類」です。
わかめ、昆布、アオサ、もずくとたくさんあります。
また、「にがり」にも
マグネシウムが豊富に含まれて
いますので、コップに水を入れて
数滴垂らして飲むのも良い方法です。
最近のスーパーで売られている
小分けされている「もずく」などは
甘みを足すために裏のラベルを見ると
糖尿病や肥満の元になる
ブドウ糖果糖液糖が入っているものがほとんどです。
健康に良いとうたう食品に
カラダに最も悪い
ブドウ糖果糖液糖が混入されている
商品が多くガッカリすることが
最近は多くなりました。
できるだけそれらよりも
米酢、リンゴ酢、黒酢、醤油などで
味付けをして食べてください。
今回のお話でお伝えしたかったことのまとめ
・カルシウム神話の崩壊
・日本人は慢性マグネシウム不足
・マグネシウム不足は万病のもと
あなたが何かの症状で苦しんで
いるのなら薬に頼るのではなく
まずは「食生活」を見直して欲しいということです。
もちろん、食生活を見直したらかといって
すぐに症状が改善しないかもしれないけど
この考えは確実にあなたを健康へと導くことは確かです。
朝ごはんでは定番の
「わかめ豆腐味噌汁」には
わかめにも豆腐にもマグネシウムが多く
含まれていますのでオススメの一品です。
しっかりミネラルを取ることで
自律神経の不調の改善や
自己免疫疾患(アトピーや花粉症)にも変化が出ます
意識して食生活を変えてみましょう
今回もお読みいただき
ありがとうございました