あさひ整骨院
MENU

胃腸と免疫を強力に働かせる唾液の効果とは?

胃腸と免疫を強力に働かせる唾液の効果とは?

胃腸と免疫を強力に働かせる唾液の効果とは?

9月に入って雨が降り
少し気温が下がりましたが
まだまだ30℃越えの暑さは衰えません。


湿気と熱が入り混じるこの時期は、
まるでサウナに閉じ込められて
一日を過ごしているようなもの。


あなたの体は、その中で
どんな声をあげているでしょうか。

・だるい

・お腹が重い

・食欲がわかない

そんなサインを出していませんか?


その声を、
あなたは聞き取れていますか?


今回は将来の病気の原因となる
消化不良と唾液の関係を
紐解いていきます。

 

先ほどの話ですが
実はその多くは
消化の流れが止まっている証拠です。


言い換えれば、
これは「消化不良」が
起こっているということ。


消化不良が続くと栄養を
十分に吸収できないだけでなく
免疫力の低下まで
招いてしまいます。


さらに恐ろしいのは
弱った胃腸に負担が
積み重なることで
慢性的な炎症や細胞の
異常が起こりやすくなり
将来的には、胃潰瘍や逆流性食道炎
さらには胃がんや
膵臓がんといった重い病気への


「きっかけ」につながることさえあります。


だからこそ、
いま出ている小さな不調を
見過ごさずにケアすることが、
未来を守る第一歩です。


ちなみに消化は例えると
工場のライン作業に似ています。


入口で材料と道具がそろい
ベルトコンベアに乗れば
最終製品は完成します。


けれども最初の工程が止まれば
その後すべての作業が乱れます。


ここで問題になるのが、
消化不良が長く続いた場合で
食べ物がきちんと分解されず
腸まで届けば腸内環境は乱れます。


腸内に悪玉菌が増えると
有害な物質が発生し
腸の粘膜に慢性的な炎症が起こります。


この炎症が長引くと
細胞のDNAが傷つきやすくなり
その修復がうまくいかないことで
がん細胞が生まれるきっかけに
なることがあるのです。


実際に、消化器系のがん
胃がん、大腸がん、膵臓がんなどは


慢性的な炎症や粘膜障害と
深く関係していることが
医学的にもわかっています。


つまり「ちょっとした消化不良」も
放っておけば体に大きな負担をかけ、
未来のリスクにつながるのです。


だからこそ、今の段階で
小さな不調に気づいて対処することが、
がんを遠ざける一番の予防になるのです。


唾液と食べ物を混ぜること


これが最初の消化の工程です。


ここができていなければ
胃腸はどんなに頑張っても
補いきれません。


唾液は単なる水分ではなく
消化酵素を含む大切な働き手です。


唾液の量は50代から少しずつ減り
70代では若いころの半分ほどに
落ちてしまうのです。


さらに、30代や40代であっても
強いストレスにさらされると
自律神経が乱れ、唾液が減ります。


緊張で口の中がカラカラになる。


あの感覚はまさに唾液不足です。


この状態で食べ物を流し込めば
胃腸は下準備のないまま
消化を強いられることになります。


結果として、胸やけ、胃の重さ、
下痢や便秘といった消化不良を
繰り返すことになるのです。

 

唾液は「加齢」と「ストレス」で減る

 

だからこそ、年代を問わず
「よく噛んで唾液と混ぜる」ことが
最大の消化養生になります。


そしてもう一つ大切なのは、
日頃から唾液を意識することです。


唾液を出して、飲み込む習慣を
日常の中で持つことで
加齢による分泌の低下を
少しでも防ぐことができます。


唾液は胃腸だけでなく、
口の中の免疫力を守る役割も担います。


例えば、風邪をひきにくい人や
口内炎ができにくい人は
唾液の分泌がしっかりしている
ケースが多いです。


これは唾液に含まれる抗菌物質や
免疫成分が、最初の砦となって
病原体の侵入を防いでいるからです。


唾液を意識して出すことは
消化を助けるだけでなく
体全体の抵抗力を
守ることにもつながっていき
その働きは全身の免疫力と
深くつながっているのです。


実際、唾液の量を
気にしている人はほとんどいません。


だからこそ、意識して唾液を出し
ゴクゴクと飲み込む人は
健康を保ちやすくなるのです。


さらに「薬膳の力」も借りましょう。


夏から秋へと体をつなぐ食材です。


すなわち旬の食材を取るということです。


夏の時期にこもった熱は排出し
秋の時期に必要な潤いを
食べ物から補っていくのです。


体にこもった熱を冷ますには
スイカ、きゅうり、トマト、なす。


胃腸を補うには
ゴーヤ、とうもろこし、山芋、なつめ。


余分な水分を出すには
枝豆、わかめ、小豆。


秋に潤いを与えるには、
梨、はちみつ、黒豆、しょうが。


これらをバランスよく
取り入れれば夏の疲れを癒し
秋に向けた体づくりができます。


ただし、どんなに良い食材でも
食べすぎれば逆効果です。
冷やしすぎれば消化を止め
利かせすぎれば乾いてしまう。


大切なのは少しずつ
体調に合わせて取り入れることです。


唾液・食材・生活習慣

この三つがそろえば
夏バテを癒し、秋に向けて
体調をリセットできます。


今日、あなたは体の声を
ひとつでも聞き取れそうですか?
小さな習慣の積み重ねが、
未来の大きな健康を育てます。


まずは今日は
一口、よく噛んで
唾液を味わってみてください


そして、もう一つ。


食事中にテレビやスマホを
見ていませんか?


多くの人は意識が口から離れ
唾液を出すことや噛むことを
おろそかにしています。


けれども「食べていること」に
意識を向けるだけで
唾液と食べ物がしっかり混ざり
消化不良の予防につながります。


それは同時に免疫力を守り
将来の病気を防ぐことにも
つながっていくのです。


今日からできることはシンプルです。


食べるときは画面を閉じて
噛むこと、食べ物を味わうことに
意識を向けてみてください。


唾液は自律神経の働きに影響を受けます。


緊張で唾液が出なくなる
まさしく交感神経優位です。


食事や咀嚼は
緩やかに副交感神経の働きを高め
穏やかかつ休息にもなります。


忙しいのはわかりますが
大事な食事を早食いで
唾液の効果を消してしまうと


積み重ねれば自律神経の働きは
大きく乱れ、ふとした時に
体の弱いところに症状が出てきます。
(めまいや、耳鳴り、元気が出ない
不安やパニックや恐怖症などなど)


なにごとも予防が大事
しっかり噛んで身体を守りましょう


唾液が出ない人は水分不足で
水分不足は神経の働きも悪くます。


自律神経も神経
水分不足にならないように
心がけてください。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

  • lineシェア
  • fbシェア
  • twシェア

予約優先制

  • お電話でのご予約・お問い合わせ

    お電話でのご予約・お問い合わせ

  • メールでのお問い合わせ

    メールでのお問い合わせ

        
    営業時間営業時間