あさひ整骨院
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心のエネルギー「したい」VS「しなければならない」

心のエネルギー「したい」VS「しなければならない」

心のエネルギー「したい」VS「しなければならない」

先週は台風が通り過ぎて
一気に湿気が高くなり過ごすの大変でしたね


湿気が高い日ほど
入浴が大事になります


熱くてもぬるくてもどちらでも構いませんので
気持ちよく入れる温度で入ってください。


そうすると朝の目覚めがよく
だるさもなくなってきます
(甘い物を食べたり飲んだりも気をつけてください)

今回は「したい」という意味と
「しなければいけない」と思う本当の意味について
自律神経からの視点で書いていきます。

 

欲求とは「したい」と思うことで
体が求めていることです。


例えば
のどが渇いたら何か飲みたいと思うものですし
お腹が空いたら何か食べたいと思うものです。
疲れたら休みたいし、
座りっぱなしであれば、立って体を動かしたいと思うものです。


「思う」と書きましたが
正確にいうと体で「感じる」といった方が良いでしょう。


何かを飲みたいと感じる
何かを食べたいと感じる
というように「したい」と思うことは

 

体で「感じる」ものなのです。

 

その一方で
「しなければならない」というのは頭が思っていることです。


のどが渇いて何か飲みたいけど、電車に遅れそうだから我慢して走ろう。


つまり「遅れないようにしなければならない」と思っているのです。


お腹が空いて何か食べたいけど、今は仕事中だから我慢しよう。


つまり「仕事中は食べてはならない」と思っているのです。

 

普通に生きていると
このように「したい」ことを我慢して
「しなければならない」ことを行うことが多くなります。


これが社会性を身に着けるということであり、大人になるということです。


一方、「したい」と思う自分は子供の自分です。


本能に近く、自分に正直な自分です。


多くの精神的ストレスは
この「子供の自分」と「大人の自分」の葛藤で起こります。


つまり、「したい」ことと「しなければならない」ことが、ケンカをしている状態です。


例えば、上司に理不尽に怒られたとします。
すると、怒りが込み上げてきたり、悲しくなったりします。

だからといって上司に怒りをぶつけるわけにはいかないですし

悲しくても仕事中に泣くわけにもいきません。
そのため、感情が出ないようにグッとこらえます。


この感情をグッとこらえる時に筋肉が緊張するのですが
感情を抑え込み続けると
筋肉が緊張し続け硬直してしまいます。
筋肉の硬直が慢性化するというのは
以前もブログで何度かお伝えしたと思います。


そこで、「したい」ことをしてあげることが
自分の体にとってとても重要なことになるのです。

 

しかし、ここで一つ大きな問題があります。
それは、「したい」と思っていることなのか?
「しなければならない」と思っていることなのか?
どちらか分からなくなってしまうことです。


「しなければならない」を「したい」と勘違いするのは
現代病と言ってもいいかもしれません。


これがあることで自律神経が非常に乱れ
うつ、不眠症、めまい、不安、パニックなど
色々な症状へとつながるのです。

 

自分では「仕事をしたい」と思っているのですが
体はボロボロの状態で疲れ切っている人がいらっしゃいます。


これは「しなければならない」ことを「したい」ことと勘違いしているのです。


体はボロボロですから
子供の自分は休みたいと思っているはずです。


子供は生物学的なことに忠実です。
眠たかったら寝るし
大きな声を出したくなったら出します
疲れれば休みたいと思うものです。


ところが大人になるにつれて
「しなければならない」という価値観が育ちます。


すると
しなければならないことをしないと
何だか落ち着かなくなってしまいます。


そのため「しなければならない」ことを
「したい」ことと勘違いしてしまうことがあるのです。


では、どうすればいいのでしょうか?

 

それは、忙しさから離れる時間を持つことです。

 

忙しいと、今までの延長で動こうとしてしまいます。
ですから、一度一息つくのが重要です。


一息ついたら
「これは今、私のしたいことじゃない」と
分かることってあると思います。


これを意図的に、そして定期的に行うことで
本当に自分がしたいことが分かるようになってきます。


そして、本当に自分がしたいこととは
実は自律神経がしたいことなのです。

 

それをすることで自律神経は活性化するのです。

 

自律神経が活性化すれば症状が改善するだけでなく
人生も楽しくなってきます。


さて、あなたは今どんな「したい」を感じていますか?


簡単にはできないときも多いですが
できるだけ早くそれができるようにしてあげたいですね。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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