「だるさ」を解消するためのポイントについて
朝晩の寒さがきつくなってきましたね
少しずつですが
風邪もはやり始めている感じがします。
体調不良を感じたら
お薬を飲むよりも先に
水を取ることや睡眠時間の確保をしっかりして
体をしっかり休ませてあげてください。
今回は
体調不良の最初に出る
「ダルさ」について解消ポイントを踏まえて
書いていきます。
「なんとなくカラダがスッキリしない。」
「病気にはなっていないけどカラダがだるい。」
このような症状に悩まされることは
誰もが経験していると思います。
風邪かなと
思っても風邪の症状は出ないとか
疲れかなと思って早く寝ても治らない「だるさ」。
「だるさ」を感じている時の
あなたのカラダの中が
どのようになっているのか
そして、その改善方法についてお伝えします。
「だるさ」を感じる時は
病気の時もありますし
病気までいっていなくても
感じる時があります。
信号で例えると
青色が「健康」な状態で
赤色が「病気」だとすると
「だるさ」を感じ出す時は
黄色の時だと私は思っています。
カラダの感覚が鈍い人は
この黄色の期間が少なく
青色からいきなり赤色となり
重い症状に悩まされますが
カラダの感覚が鋭い人は
この「だるさ」を感じている
黄色の期間は長く
この黄色の期間の
できるだけ早い時点で
カラダが求めている
「あること」をすると黄色から
赤色に行くことを阻止できます。
つまり
「だるさ」を感じているのに
そのままにしていると病気になり
逆に「だるさ」を感じている時に
カラダが求めていることを
すると健康に戻るというわけです。
倦怠感や疲労の時に
私たちは「だるさ」を感じますが
この時、カラダの中では
何かが「異常」を
起こしているはずです。
この時点で異常を治すと
健康に戻れますが
異常を改善できないと
そのまま病気へと移行します。
さて私たちが「だるさ」を
感じている時にカラダの何が
異常を起こしていると思いますか?
西洋医学の先生や
東洋医学の先生によっても
意見や答えは違うと思いますが
私は私たちが「だるさ」を
感じている時にカラダの何に
異常が起きているのかというと
「血液」だと考えます。
なので、これ以降は
「だるさ」の原因は、
「血液の異常」という前提で
話を進めていきます。
血液は人間にとって
もっとも大事なものです。
カラダは他の臓器を犠牲に
してまでも血液を
「一定」にしようと頑張ります。
一定にするというのは、
血液中の酸と塩基のバランスのことで
「酸塩基平衡」と医学的には呼びますが
簡単にいうと
酸性やアルカリ性といった
「pH」のことです。
正常な血液は弱アルカリ性に
保たれていて
数字で表すと「pH7.4」が正常で
これ以上、高くても低くても
カラダの中の細胞はダメージを受けます。
つまり、私たちの血液は
外気温が寒くても暑くても
乾燥していても、湿気ていても
「pH7.4」を保たなければいけません
お腹が減っていても
睡眠不足でも
ストレスが溜まっていても
血液は弱アルカリ性の
「pH7.4」を保たなければ
細胞がダメージを受けます。
つまり、病気になっていくということです。
病気には怪我や感染症といった
外的な要因のものもありますが
病気の70%以上は
血液のpHが崩れることが
誘因となっているものがほとんどです。
肝臓の病気、腎臓の病気
腸の病気、心臓の病気など
全ての病気に血液のpHは関係します。
あまり知られていませんが
高齢者に見られる「骨粗鬆症」も
原因は血液のpHの崩れが
そもそもの原因です。
なので、いくらカルシウムを
食べても血液のpHが正常に
ならないと改善していきません。
高血圧も糖尿病も
血液のpHは関係しています。
つまり、血液のpHの乱れは
あらゆる病気へとなりうるのです。
現代社会での血液のpHの
乱れは食生活や日常生活、
ストレスなどを考えると
基本的には
「酸性」に傾きます。
・食生活が乱れると血液は酸性に傾きます。
・ストレスがたまると血液は酸性に傾きます。
・運動不足でも血液は酸性に傾きます。
このように
病気になるような「習慣」の
悪影響をダイレクトに受けるのが
血液ということです。
角度を変えて考えてみると
健康のために、
野菜を食べたり
水を飲んだり
深呼吸をしたり
血流を良くするのは
酸性になった血液を
正常にするためと思ってください。
病気の始まりは
血液のpHが酸性に傾くことから始まります。
そして、私たちが感じる
「だるさ」というものは
血液のpHが崩れているので
「なんとかしてー!!」と
カラダが私たちに訴えているメッセージなのです。
この段階で私たちは
血液を正常にする「ある行動」を
取らなければいけません。
もし、血液を正常に戻す行動を
取らないと病気への道を歩みます。
できれば病気は避けたいものです。
大切なので何回も言いますが
血液の状態を良くするということは
健康維持または病気回避に直結します。
血液の状態とは
pH・栄養・酸素・二酸化炭素
白血球走化性など状態を
パーフェクトにするのには色々な要素がありますが
これを詳しく説明すると
レポート用紙数百ページと
なりますので今回は省略します。
これからあなたが「だるさ」を
感じた時は血液の状態が
乱れていると考えてください。
それも酸性に傾いていることが
多いのがほとんどです。
もちろん、過呼吸や嘔吐の時は
アルカリ性に傾きますが
基本的には酸性に傾くのが多いです。
次に、血液のpHが乱れた時、
つまり「だるさ」を感じた時に
しなければいけない「行動」に
ついてお話をします。
血液のpHを正常にするために
私たちができる行動を
優先順位が高いものからご紹介します。
優先順位が高い行動から順番に
日頃からできているかを考え
できていないようであれば
やるようにしてください。
では、血液のpHを正常にするための
優先順位のステップです。
ステップ1
「深呼吸をする」
ストレスが溜まったり
カラダが緊張していると呼吸は
浅くなります。
呼吸が浅くなると血液は酸性になります。
特に「吐く息」が
短くなると酸性になりますので
しっかり深呼吸をしましょう。
ステップ2
「水を飲む」
血液中の水分が少なくなると
血液のpHは酸性になります。
血液中の水分は
お茶でもなく、
スポーツ飲料水でもなく
水(H2O)ですので基本的には
水を飲みます。
ご自分にあった良質な
水を飲みましょう。
(温度は関係ありません)
ステップ3
「横になる」
疲れた時は自然と
横たわりたくなります。
これは血液の状態を
良くする行為です。
疲れた時に横たわるだけで
血液は正常に戻ろうとします。
免疫も上がります。
しかし、横になりすぎると
免疫力は低下していきますので
ダラダラした生活はダメです。
ステップ4
「栄養をとる」
ビタミン・ミネラルが多い
食品は血液のpHを整えます。
野菜・肉・海藻・果物など
良質なものを適量食べましょう。
ステップ5
「血流を良くする」
血流が悪いと細胞に栄養や
酸素が行き届かないばかりか
細胞内のゴミ(老廃物)も
カラダの外に出せません。
入浴やシャワーなどを工夫して
血流を良くしましょう。
その他にも笑うこと、歌うことも血流が良くなります。
ステップ6
「運動をする」
運動をすることで血流が良くなり
カラダの隅々の細胞にまで
血液が行き届きます。
カラダを動かさない人より
動かしている人の方が
血液の質・流れは良く健康です。
しかし、運動も度を越すと
血液の状態も悪くなりますのでほどほどが大事です。
あなたが「だるさ」を
感じた時に実践してほしい順番に
優先順位順に書いてみました。
1、深呼吸をする
2、水を飲む
3、疲れたら横になる
4、栄養をとる
5、血流を良くする
6、運動をする
日頃から1から6を
心がけていると血液の状態は
良くなり健康に導かれます。
深呼吸をすることが
もっとも早く血液のpHを
正常にするということは
カラダの専門家も知らない
マル秘テクニックです。
ぜひ参考にして実践をしてみてください。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。