ストレスにおけるタイプ別の症状と対策法について
久しぶりの雨週間も終わり
またいい天気になり暑さが戻ってきそうです
(蒸し暑いから気温の暑さに変わっただけですが)
最近治療で感じるのは
「体力低下でバテ気味な方が多い」です
バテ気味な方は内臓の働きの低下
特に循環器の不調があります
(循環器とは肝臓、腎臓、心臓のことです)
内臓なので休ませれば回復してきますので
長めの睡眠と休息(休息中は何もしないこと)と
食事量を減らすことで改善します。
この時期にバテ気味を感じる方は
試してみてください。
今回のブログは
昨日勉強会でストレス(心身に対しての負荷)に対して
どのような反応を示し対応するのか?
を学んできたので、簡単にまとめた内容を
シェアしていきます。
あなたは、ストレスを感じた時にどのように対処していますか?
私たちがストレスを受けたとき
大きく分けると4つのタイプの対処法を行います。
その4つとは何なのか?
その後に対処法別で起こりやすい症状
対策を書いていきます。
人はストレスを感じると
以下の4つの方法で対処します。
・過ぎ去るまで我慢する
・戦う
・逃げる
・人間関係で乗り切る
では1つずつ説明していきます。
・過ぎ去るまで我慢する
ストレスを感じても、それを何とかしようとせずに
ただ過ぎ去るのを待つというやり方です。
子供のころ親から怒られた時や
先生や上司に怒られた時など
ヘタに言い訳でもしようものなら余計に怒られますので
ただ、終わるまで我慢するということは
誰でもしたことがあるのではないでしょうか。
・戦う
例えば上記の親や上司などに怒られた場合
言い返したりしてストレスと戦う人もいるでしょう。
・逃げる
上記の例では
怒られると分かったらさっさと逃げてしまうのがこちらです。
・人間関係で乗り切る
上記の例では
親や先生の言い分を聞いて
怒られた理由を把握して謝ったり
あるいは、事情があってそのようになった場合は
相手が理解できるように説明したり
仲介してくれる人を通して
説明をしたりすることです。
ストレス対処法は上記のように4つあるのですが、
多くの人は自分がやりやすい
「1つだけ」を使いがちになります。
例えば
我慢する人は
「私が我慢すればいいこと」と思い
我慢ばかりしてしまいます。
戦っている人は
何かというとすぐに戦ってしまいます。
逃げる人は逃げてばかりで
最終的には引きこもりになります。
人間関係で乗り切るというのは
一見すると良さそうに思えますが
人間関係を壊すことを恐れ
人からのお願いなどを断れない傾向にあります。
本来、ストレス対処法は
個々のストレスにより
あるいは環境や状況により
4つのうちのどれが適切かを選択するものです。
しかし、多くの方は
つい慣れ親しんだ方法だけで
ストレスに対処してしまうため
体や心に負担をかけてしまうのです。
ではストレス対処法別の
よく起こる症状をお伝えします。
・過ぎ去るまで我慢する
ストレスがなくなるまで我慢するという方は
交感神経も副交感神経も働けなくなる症状が起こります。
そのため、下記の症状がよく出ます。
朝が弱い、起き上がれない
過眠(眠る時間が多い)
起立性調節障害
立ちくらみ
手足に力が入らない
頭がはたらかない
集中できない
記憶力が低下する
下痢
色々な刺激に過敏
一人になりたいと思う
・戦う
ストレスと戦う方は
交感神経が過剰に働きます。
そのため下記の症状がよく出ます。
不眠(眠る時間が少ない)
高血圧
高血糖
動悸や頻脈(心拍数が多い)
肩こりや腰痛など筋肉が緊張する
頭痛
便秘
あせり
不安
過敏
自らストレスを作る行動をする
(言うとトラブルになるけど言わないと気がすまないなど)
・逃げる
ストレスから逃げる方も
交感神経が過剰に働きます。
そのため、上記の「ストレスと戦う人」と同じような症状が出ます。
一つ違うのは
トラブルになるようなことから避けるため
引きこもりがちになるということです。
・人間関係で乗り切る
ストレスを人間関係で乗り切ろうとする方は
交感神経の働きが弱くなります。
そのため、下記のような症状が出ます。
人からの頼みを断れないため、心身ともに疲労
涙が出てくる
手に力が入らない
のどに違和感がある
飲み込みづらい
息苦しい
まとめると
これらの対処法や症状は
くっきり4つに分けられるというよりも
得意なパターンを頂点にしたフェード状になっています。
そのため
くっきり分けられるわけではありませんが
自分の兆候をつかんでおくことは
ストレス対処法を多様化させて
ストレスに強い心身を作ることになります。
実際は
ここからさらに細かく分類され
個々の対策法につながっていきます。
今回は書けませんが
気になる方は私に聞いてみてくださいね。
いろいろアドバイスできたらと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。