呼吸は背部も働かせて体はより活性化されます!!!
皆様ゴールデンウィークは
いかがお過ごしでしたでしょうか?
自粛生活で納得のいくお休みを過ごせなかったかもしれません。
自分も本を読む、映画を観るを中心に生活していたので
「食べすぎが目立った」感じがあります。
こういう生活だったので
しっかり内臓を働かせて自律神経を安定させたいです
そのために必要なことのひとつに
「呼吸をしっかり深くする」が大事になります
今回は呼吸をテーマに
更なる身体の調整と免疫力向上のやり方を
書いていきます。
免疫力をあげるのには
深い呼吸がとても大切です。
呼吸が浅いと
体内の酸素が少なくなり
自律神経の働きが悪くなります。
それと同時に
呼吸が浅いということは
体内に二酸化炭素などが
溜まることで血液の状態が悪くなります。
そもそも免疫力とは
カラダに対して有害な
細菌やウイルスと戦える力なので
生命維持にとても大切な
自律神経や血液に対して
呼吸が浅いことは
かなりの悪影響となります。
だから免疫を上げる為にも
日頃から深い呼吸を習慣にしたいものです。
呼吸法やヨガを
少し勉強した方々は
正しい呼吸の代表として
腹式呼吸を推奨します。
もちろん
胸式呼吸よりも
腹式呼吸の方が優れているとは思いますが
質の高い腹式呼吸を
習得するのにはそれだけの鍛錬が必要ですから
身体の知識が少ない人には
ハードルが高いと思いませんか?
今回は腹式呼吸よりも
更に日常生活で使いやすく
簡単に習得できる呼吸がありますので
それをご紹介していきます。
その呼吸は
「背中呼吸」です。
新型コロナの恐怖で
呼吸が浅くなっている人や
長時間のデスクワークで
背中が丸くなっている人は
胸の筋肉や腹筋が
硬くなっている影響で
腹式呼吸がしづらい状態です。
そんな人におすすめなのが
この背中呼吸です。
この呼吸を考える前に
次のことを想像してみてください。
私たちは息が切れるほどの
全力疾走をした後
膝に手を置き
お辞儀をした格好をして
ゼーゼーと呼吸をします。
息が切れるほどの
全力で運動した後は
私たちは本能的に身体を曲げて
呼吸をしようとします。
これは何故だか分かりますか?
一般の人は呼吸を考える時に
カラダの前で呼吸をするイメージがあると思いますが
「肺」は胸の中にあって
風船を膨らますように
広がるのだから前にも膨らみますが
当然後ろにも膨らみます。
しかし、ほとんどの人は
肺の後方部分を使うことが
出来ないので肺全体を
使っている人は少ないのです。
息が切れる程の運動をすると
身体は最大に肺を使おうとして
本能的に背中を丸めて
肺の後部でも呼吸をしようとします。
つまり
普段から肺の後部を使って
呼吸をすることで
肺全体で呼吸ができ
呼吸も深くなるというわけです。
肺の後部を使う為には
背中で息をする意識を持ちます。
これが背中呼吸です。
背中呼吸ができるようになると
・肩こりが楽になる
・腰の痛みが楽になる
・デスクワーク中もできる
・肺活量が増える
・腹式呼吸がしやすくなる
などのご利益があります。
背中を意識をして呼吸をする
これが大事です
腹式呼吸も難しいのに
背中を意識して呼吸なんて
ハードルが高そうに感じますか?
誰でも背中で呼吸を
感じることができる方法を
教えますので安心してください。
背中呼吸エクササイズについて
まず初めにするのは
・うつ伏せで寝ます。
・顔は真っ直ぐ。
・両手は額の下で三角形を作る。
胸は床につけます(これがポイント!)
首が痛い人は向きやすい方に顔を向けます。
肩が痛い人は左右の手はどこでもOK。
両肘で軽く床を押します。
床を押す肘の力は
1分間持続して
押し続けれるぐらいの
軽い力にしてください。
肩が痛くて手が
上がらない人は肘で床を
押すのは省きます。
ポイントは
うつ伏せで胸を床につけて
1分間呼吸をします。
この姿勢で深呼吸をすると
床で胸や腹が動かないため自動的に
背中が膨らみ肺の後部を使った
背中呼吸ができます。
初めは呼吸と一緒に
背中が膨らむことが
分かりにくいかもしれません。
ご家族やパートナーが
いる方は背中に軽く手を当ててもらうことで
呼吸と共に背中が膨らむことが感じられます。
エクササイズは
このうつ伏せでの
背中呼吸を1分間します。
初めは呼吸をすることで
背中が膨らむことを感じますが
慣れてくると背中を膨らませることで
背中に空気が入ってくることが分かってきます。
このエクササイズの目的は
背中を膨らませることで
深い呼吸ができるようになることです。
背中呼吸には
呼吸が深くなるという以外にも
カラダが動かしやすくなる
メリットもあります。
試しに1分間の
背中呼吸エクササイズをする前に
立位で前屈や後屈をして
ご自分の身体の硬さを確認して
背中呼吸エクササイズ後に
もう一度確認すると多くの人が身体が
柔らかくなっていることに気がつくと思います。
背中呼吸は
デスクワークや運転時でもできます。
背中の曲がった高齢者もできますので
日頃から呼吸を深くして
免疫力を上げたい人にはおすすめです。
本当のことを言うと
呼吸で最高なのは
腹式呼吸でもなく
背中呼吸でもなく
身体全身呼吸が最も良いです。
その為には
胸でも、腹でも
背中でも、腰でも
呼吸を感じられるように
進化しなければなりません。
達人クラスでは産毛でも
呼吸を感じると言われてます。
呼吸とはそれほど奥深いものです。
私たちは生きている限り呼吸をしますので
日々あなたの呼吸を
進化させていくことは
将来の大きな資産に
なるなることは間違いありません。
ちなみにですが
自分は寝ていても
座っていても
歩いていても
背中呼吸をしています。
自分も1日の習慣として
朝1分間の背中呼吸エクササイズは実践してます。
シンプルなものの継続が
本物への道の鍵になります。
もしご興味ができましたら
習慣にして呼吸を進化させてください。
そして自律神経の安定化、免疫力向上をしましょう
今回もお読みいただき
ありがとうございました。