実際は何歩あるけばいいのか?
台風19号凄かったですね
皆様は大丈夫でしたでしょうか?
台風後は良く天気が快晴になりますが
体は台風の影響をうけて(副交感神経優位になる)
あまり動きたがりません
この時に勢いよく動く
激しい動きを取ると
ぎっくり腰や急な腰痛が多くなるなど
身体の負傷に繋がります
そのため
この1週間は起きてから
少し体を動かしてください
(肩を回す、腰を回す、ジャンプするなど
軽めでOKです)
しっかり慣らしてから
仕事や学業、家事をしましょう。
今回は前回のブログから
質問を受けたので
その補足をしていきます。
「1日 1万歩は健康になれない」についてです
世の中の情報にもあるので
これを信じて、毎日
万歩計を付けて歩いている
人も多いと思います。
しかし、
「1日 1万歩」というこの数字には
何の根拠もない事を
あなたは知っていますか?
実は「1日 1万歩」というのは
万歩計を作った会社が提唱したもので
科学的にも医学的にも
何の根拠もないデータなのです。
「歩いた方が良いですか?」
良く質問されるテーマですが
私たちは赤ちゃんの時から
歩く事で肉体を進化してきたし
大人になっても
歩く事でカラダや内臓が
良くなるというのは本当です。
だから、歩いた方が良いに決まってます。
ただ、歩きすぎると
膝や腰を痛める確率が
増えるとともに免疫機能も
低下をしてきます。
過ぎると何事も毒になるということです。
普通の体力の人が
1万歩を歩くのに
どれくらいの時間と距離が
必要なのかを計算してみると
1分間で60mを歩くとすると
1分間の歩数は90歩くらいになります。
この速度で 110分間を
歩けば1万歩になる計算です。
1万歩の歩行距離は
約6.7km。
つまり、普通の体力の人だと
1時間50分間歩かないと
いけない計算になります。
体力のある人ならもっと早く歩けるので
1万歩歩く時間も短縮されて
1時間20分間ぐらいになりますが
どちらにせよ
毎日、1万歩を歩くのは
歩きすぎでカラダへのリスクは高くなります。
万歩計を付けて
生活をしている人の中には
家事やデスクワークをしている時にも
万歩計はカウントをされるので
それを「歩いた」と誤解をしている人もいますが
あくまでも「歩くとは」
A地点からB地点までを
休まずに交互に脚を使って移動する事なので
連続してカラダを
動かしていない日常生活は
「歩き」とは言えません。
つまり、万歩計の
数字では本当の意味での
歩いたかどうかは分からないのです。
では、どれくらいの
時間を歩くのがもっとも効率よく
健康になれるのか?
普通の体力の方なら
1日 30分程度を
連続して歩くことをお勧めします。
これは歩数でいうと
3000歩から4000歩
ぐらいになりますので
従来信じられてきた
1日 1万歩よりは
かなり少ない数字です。
万歩計で歩数を
測るよりも30分間を
歩くという気持ちで歩いてみてください。
これに加えて日替わりで
筋トレや柔軟体操を
すれば完璧になります。
体力のない高齢者の
歩きは15分ぐらいでも
効果はあります。
あと、歩き方にも注意が必要で
日本人は爪先を蹴って歩く癖の人が多く
これは膝や腰に良くないのと
見た目もカッコ悪い歩き方になります。
自然な歩き方では
爪先で地面を蹴ることはせずに
足首の力はダラリと抜き歩きます。
足首の力が抜けることで
脚が後ろになるに従い
アキレス腱が伸ばされる形になります
この事が爪先を蹴って
歩く歩き方よりも
カラダは楽に血液を心臓に
戻す事ができるようになり
疲れない歩きとなり
しかも、歩いた後はカラダが軽くなります。
つまり、健康になるのです
(力を入れると血行障害がおきて不健康になります)
歩く時に爪先で
地面を蹴らなくても
他の筋力、体重、慣性力で
私たちは自然に近い形で歩けるのです。
この機会に
爪先で地面を蹴らない方が
正しく歩ける事を知ってくださいね。
昨今健康や美容の情報が
多くて翻弄されています。
その為、健康を意識しすぎて
不健康になっている事も
多いのが悲しい事実です。
歩く事が悪いと
言っているのではなく
体力がある人は1時間以上を歩いても
健康にはなれますが
普通の体力の人は
歩きすぎる事でマイナスも
多くなるという事です。
また
歩くだけでは真の健康には
たどり着きませんから
他の運動を組み合わせてください。
30分間 歩く
30分間 他の動きをする
1日の運動量は
これぐらいがちょうど良いと考えています
万歩計愛用者の方は
普通の体力の人で
1日に7000歩を目標にし
そのうち30分程度の
連続した歩きをすると
健康に良いかと考えています。
ちなみに
ウォーキングを続けて足腰を使うと
急な腰痛や、自律神経失調症も予防できます。
今の時代目や脳を良く使うので骨盤周りに
血液が行き届きにくくなっています
だからこそこういった足腰を使うことは
体本来の動きを取り戻せる
ひとつのきっかけにもなります。
是非参考にしてみてください。
今回もお読みいただき
ありがとうございました。