意外?春に多く見られる原因の不調について
梅も咲きだし、桜も開花宣言している
ところも増えいよいよ春本番ですね。
暖かくもなってきて
本格的に物事を取り組んだり、運動したりと
する方も増えてくると思います。
気楽に楽しんでやられると
体の調子は上向き
自律神経(副交感神経=リラックスする神経)が活性化し
自己免疫力や自然治癒力もさらに働き
病気がしにくい体を作ることができます。
ぜひとも楽しんで
新しいことや
また途中でやめている物事があるなら
取り組んでみてくださいね。
今回のテーマですが
もしかしたらこんなことが原因?
と題して、春に多い病気について書いていきます。
春は木の芽や虫たちが
冬の寒い時期を終えて
動き出す季節です。
実はこの時期は昔から
身体的、精神的にバランスを
崩しやすい季節とも言われてます。
身体的には
1日の寒暖の差が激しいうえ
精神的にも卒業、入学、就職、移動
引越しなど環境の変化による
ストレスを受けるのもこの時期です。
これらは全て自律神経を乱し
倦怠感・頭痛・肩こり・腰痛
食欲不振・不眠・気が落ち込む
などの症状が出ます。
ですが
このような症状が出ても
慌てて病院に行ったり薬を飲まなくても
自律神経の異常ですので
軽く運動をしたりゆっくりお風呂に浸かったり
また、ストレス発散のために
歌ったり、踊ったりするのも良いです。
ただし、ストレス解消として
食べ過ぎると内臓に負担をかけ
更に自律神経の乱れが
ひどくなる恐れがあるから
気をつけてください。
昔の人はこうした春の
身体や心の不安定な時期を
「木の芽どき」と名づけて
いつもよりカラダの声を聞いて
普段よりも
食事、運動、入浴に気をつけていました。
実は春に多い病気にはもう一つあります。
それは
筋肉のひきつりによる神経の痛みです。
結構、痛いのが特徴で
怪我やアクシデントが
ないのにも関わらず
・脚がひきつって痛い
・腰がひきつって痛い
・背中がひきつって痛い
など
筋肉痛とは違う痛みが
筋肉を襲うことが
春の時期は多いのが特徴です。
これらは基本的には血流障害なので
お風呂にゆっくり浸かったり
軽くストレッチをしたり
呼吸を深くすることで改善しますが
それでも改善しない人は
次のことを気をつけてください
柑橘系のものを摂りすぎ!
東洋医学では春の時期に
適度に柑橘系をとることは
良いとされていますが
毎日のように柑橘系の果物を食べたり
柑橘系のジュースを飲むと
筋肉がひきつり
神経が痛むと言われています。
田舎からおいしい柑橘系の
果物をたくさん頂き
それを毎日のように食べている人!
要注意です。
もしそうだとしたら
不思議と柑橘系を
食べないようにすると
3日間から7日間で痛みが改善していきます。
実際、自分の整骨院でも
こんな患者さんがいました。
柑橘系の果物の食べ過ぎで
カラダのあちこちが
ひきつって痛みを
訴える女性の患者さん。
柑橘系の果物をやめるように
アドバイスをしたら
「確かに田舎から送ってきた甘夏を毎日食べてる。
でも、もったいないから残ってるやつを
全部食べたらやめるよ!」
と反省する様子もなく
痛みより食欲を選びました。
(その気持ちはすごいわかりますよ・・・・・)
ただ
美味しいものや身体に良いものも
摂りすぎると毒になります。
健康を考える上で
この考え方は大事です!
もし、立春から4月半ばの
春の時期に謎の痛みに襲われている人は
柑橘系の果物を食べ過ぎていないかを
チェックしてください。
今回もお読みいただき
ありがとうございました。