感情をコントロールするためには、内臓を整えること=健全な体に健全な心が宿る、健康な心に健康な体が宿るのではない
8月も残すところ約2週間となりました
夏休みが終わるのが早く感じますよね。
学生を子に持つ親は
ここら辺から9月に向けての準備を始めてください
前日や前々日からでは調整はさすがに難しいです。
そして無理をすると必ず体の弱いところから負担が出ます。
そうさせないためにじっくり、ゆっくりやっていくことが大事です。
もし今の状態が不安で9月から大丈夫?
と気になっているのなら早めに施術をうけて
回復させていきましょう。
今回は感情と内臓の関係性について書いていきます。
皆様は内臓感覚という言葉があることをご存じですか?
・ムカつく=いやな相手がいると胃がムカムカする。
・腹が立つ=イラつくと胃が立ったような気がする。
・はらわたが煮えくり返る=小腸が異常に動く。
・肝が据わっている=肝臓が微動だにしない。
・胆力がある=肝臓が動かないとものに動じない気力がある。
・肝っ玉母さん=肝臓がしっかりしているつよいお母さん。
・度肝を抜く=しっかりとした肝臓に穴が開いた感じ
・肝に銘(めい)じる=肝臓に確認して二度とミスをしない
・血が騒ぐ=血を作る脾臓が動く
・胸が痛む=辛い事などで心臓が痛い
・頭に来る=丹田(小腸)にあった氣が頭にあがる。
など挙げるとキリがありません。
人間の神経の80%は小腸にあり
近年の研究で消化器の中でもおもに小腸で感情が
支配されていることが医学的に分かってきました。
その小腸も含めた腸内フローラ(腸内細菌)を整えると
うつ病がなおったり、アレルギーが治ったりすることもしられ
米国では精神疾患の治療のために、便移植をすることがあります。
日本でも、感情と消化器の病気である
IBS(過敏性腸症候群)の治療として
慶応大学と慈恵医科大学で、便移植の臨床治験が行われているのは有名です。
人間は高度に脳が発達しまるで脳が体を支配していると勘違いしがちです。
しかしほとんどの動物は、内臓が生物の心を支配しているのです。
例えばイソギンチャクです。
イソギンチャクなどの腔腸動物は人間の先祖です。
口と肛門と生殖器が同じで、入り口も一つしかありません。
しかも、目も耳も脳もありません。
交感神経もないので、消化器を掌る副交感神経しかないのです。
しかし、イソギンチャクも突っついたりすると口を閉じます。
きらいな食物をいれると吐き出します。
味覚も視覚もないどころか、脳も無いのです。
でも、内臓感覚で要らないものは受け付けません。
これが、生物の感情の源なのです。
ですから、納得できないと
『腑に落ちない=内臓で理解できない』という言葉があるのです。
西洋医学では、心臓がわるい、肝臓がわるい、などと言います。
しかし
・なぜ、心臓がわるのか?
・なぜ、脾臓がわるいのか?とは診断しません。
だから、原因除去できないので
たとえば高血圧が一生が治らないのです。
一生、降圧剤を飲み続けるのです。
病気を治すには、体を正すこと。
体を正せば、正しい内臓になり、正しい感情になります。
それが、健康な心は健康な体に宿るの本意なのです。
例えば、試験前にさっき言ったばかりなのにトイレに行きたくなります。
腎臓は『決断力』をつかさどる臓器だからです。
試験を受ける!という強い決断がないからおしっこに何回も行きたくなるのです。
例えば、肺は『許容』をつかさどります。
スピーチのまえに、咳ばらいするのも
うつ状態だと胸がつまる思いをするのも
その状況をうけいれられないので
呼吸器の機能低下がおこるからです。
例えば
「胸にてをあてて反省しろ!」というのもそうです。
心臓には、道徳観が宿ります
なので、腰に手を当てても反省できる気がしませんし
膝に手を当てても反省できるきがしません。
そこには内臓すらありません。
血圧が高いのは、心臓が悪いのではないのです。
症状があるそこに原因はないのです。
血圧を高くする原因がほかにあるのです。
そこを悪くしている原因を治療するのです。
内臓を整えることが強い精神力を鍛えること
しかもどの臓器がどのような気質に関係があるのかを理解することが
強い人間になることを意味します。
決して、スポーツジムにいって筋力や持久力をつけても健康にはなりません。
もしそうであれば
プロアスリートはみな心が健康になてしまいます。
そういう方も多数いますが
覚醒剤をつかったり、暴力団の手先になっている人もいます。
筋肉を鍛えても、心は鍛えれれないのです。
心を鍛えるためには
内臓のために正しい食事、正しい睡眠、正しい入浴、そして正しい生活習慣をすることです。
感情をコントロールすることとは、内臓を整えることなのです。
当院も自律神経の治療で内臓に目を向けています。
それには上記のような意味があるからです。
これを読んでいただき参考にして頂けましたら幸いです
最後までお読みいただき
ありがとうございました。