胃や腸が不調な時は唾液を意識する!!!
気がつけばトルコシリア近隣の地震の被害が
物凄いことになっています。
日本は地震大国と言いますが
このニュースを聞くたびに
「明日は我が身」ということが
頭から離れません。
傷跡は物凄いですが
一日も早い回復を心より願っています。
今回は最近胃や腸が悪い人が
多かったように感じましたので
共通のアドバイスになりますが
『唾液と胃腸』について書いていきます
どのようなアドバイスかと言うと
食べ物と唾液をしっかり口の中で
混ぜた後に飲み込むようにということです。
唾液の秘密について
唾液には3つのとても大切な役割があります。
・消化酵素
・潤滑液
・殺菌作用
唾液に含まれている消化酵素は
「アミラーゼ」です。
このアミラーゼと食べ物が
混ざったものが胃に移動し
胃液のペプシンと混ざり
次は膵液と混ざり小腸に移動し
大腸を経てウンチになります。
つまり口から入った食べ物が
消化吸収され立派なウンチに
なる行程は『流れ作業』と同じで
すべての部署でしっかりと
各自の作業が行われていないと
不良品が次の部署に届くことになり
そこから先はすべて不良品となって
いくシステムになっています。
この流れ作業の中でも
一番大切なのがトップバッターの
『唾液と食べ物を口の中で混ぜる』
という作業です。
しかも、消化吸収の作業の中で
意識してできるのはこの作業だけで
他の胃や腸での作業は意識してはできません。
あなたは食べ物と唾液を意識して混ぜて食べていますか?
ほとんどの人は噛む事には意識をしますが
大切なことはしっかり噛みつつも
食べ物と唾液を混ぜることがとても重要です。
消化吸収の第一作業のである
この作業が怠ると最終的な
「いいウンチ」ができないばかりか
胃や小腸・大腸にも
負担をかけることになります。
昔から言われることの中に
胃が悪い人はうどんやソバが好きだと言われます。
これは、うどんやソバが胃に悪いのではなく
それらを噛まないで飲み込むことで
食べ物に唾液が混ざらないまま
胃に流し込む為、胃に負担がかかるからです。
それに、このような人は固い食べものより
柔らかい食べモノを好む傾向があるので
食べ物と唾液をしっかり
混ぜる作業をおこたるために
胃や腸に負担をかけています。
高齢者になると
歯が悪くなり固いものが
食べれなくなるため
さらに、柔らかい食べ物を
好むことで悪循環が始まります。
唾液は年齢と共に減るのを知っていますか?
唾液の分泌量は
成人で一日 1.5リットル
40代で 一日 1リットル
高齢者では 一日 800CC以下です
胃腸病と唾液の関係について
年齢ともに消化器官のトラブルが
多くなる理由は次の2つが考えられます。
・唾液の分泌が悪くなり消化器官に負担をかける。
・噛まないことで食べ物と唾液が混ざらない。
このとこが胃や腸に負担をかけ
胃や腸の病気の原因となっていることを知って下さい。
これは高齢者に限らず
ストレスが多い人は唾液の分泌が
少なくなることで高齢者と同じ症状がでます。
また、最近の若い人も柔らかい
食べ物を好む傾向がありますので高齢者と同じです。
年齢に関係なく
胃や腸に不調を感じる人は
口の中で食べ物と唾液をしっかり
混ぜることを意識してください。
補足ですが
しっかり噛むことは、内臓を働かせます
内臓が働く=リラックスが働く(府交感神経優位)
になりますので、自律神経の調整にもなります。
しっかり噛んで自律神経も良い状態でいきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。