自律神経の活性化をする方法とは?
現在、新型コロナウイルスの感染拡大により
在宅勤務・リモートワークが増えたため
多くの人の自律神経が乱れ始めています。
そこで今回は
なぜ在宅勤務だと自律神経が乱れるのか?
その対策は…?
この2点をお伝えいたします。
1.なぜ在宅勤務だと自律神経が乱れるのか?
これは「脳幹」の影響が大きいです
脳幹の働きとは?
生命を司っている、生体活動の根幹をなすところです。
自律神経の中枢である視床下部もここにあります。
体の脳であるといえます。
自律神経の根幹である脳幹は
色々な刺激によって働くようになっています。
例えば、イスから立つと、膝や股関節の角度
頭の位置、血圧、足にかかる重さなど
色々なものが変化します。
これが脳幹に対しての刺激になります。
通勤をしないと楽なように思えますが
これらの刺激もなくなってしまうので
脳幹の働きが低下してしまいます。
すると、自動的に自律神経の働きも低下して
体調不良になってしまうのです。
通勤時の刺激には、体を動かすことだけではなく
通勤中に見えるものや聞こえてくるものなども含まれます。
今までは疲れていたので
それらの刺激も不快に思っていたかもしれません。
なぜなら、脳幹は刺激が多くても
機能が低下してしまうからです。
通勤時間が長い方は
毎日の通勤で刺激が多すぎて
脳幹が疲れてしまっていたのです。
しかし通勤がなくなると刺激がなさすぎてしまうのです。
ここはいろいろ考えさせられるところでもあります
2.対策について
自律神経が乱れてしまうことへの対策ですが
これはできるだけ外に出るしかありません。
また、仕事を効率的にしすぎないことも大切です。
仕事をする机の周りに必要なものを全てそろえてしまうと
体を全く動かさなくなってしまいます。
会社内では
上司にハンコをもらいに行ったり
書類を渡しに行ったり
あるいはトイレに行ったりするために
体を動かしています。
在宅勤務の場合
ハンコをもらうこともなく
トイレも近くにあり、資料も机の前に用意できてしまいます。
すると、効率はいいのですが
仕事中に体を動かさなくなります。
体を動かすため
あまりきちんと準備をしないというのも大切です。
仕事柄、そうはいかないという方は
1時間おきに体操をするといいでしょう。
また、座りっぱなしだと呼吸も浅くなりやすいので
体操が終わったら深呼吸を約10回するといいです。
もちろん、一番いいのは外に出ることです。
お昼ご飯を近くの公園まで食べに行ったり
仕事が始まる前や終わった後に
散歩に出かけたりするといいでしょう。
個人的には
お昼休み時間帯の散歩がオススメです。
すると見えるものや聞こえてくるものに変化があるので
脳幹が刺激され、自律神経が活性化します。
新型コロナウイルスのワクチンなどができても
在宅勤務やリモートワークの流れは続くでしょう。
これにはいい面もありますが、悪い面もあります。
自律神経が乱れないように対策を行い
よりよい生活にしていきましょう。
今回もお読みいただき
ありがとうございました