あさひ整骨院
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不安の原因と対処法について

不安の原因と対処法について

不安の原因と対処法について

12月は「師走」

気が付くとなんか慌てていたり
忙しく感じるのは自分だけなんでしょうか?


最近は体調不良も目立っているので
忙しくてもしっかり休養する時間は作ってください


年末年始を体調不良で過ごすのはツラいので


今回は不安の原因と対処法について書いていきます。

 

ポイントは「交感神経」

 

実は「不安」というのも、悪いことではないです。


みんな不安になります。
「不安になる人は?」と聞かれたら僕も手を挙げます。


だから、不安はゼロにはならない
というのがまず大事で大前提です。


ただ、いつも不安だと困ってしまいます。


それでは不安というのは何が起きているのかと言うと
不安というのは「○○になったらどうしよう」と
いう感じですよね、だいたい。


「○○になったらどうしよう」ということは
「○○に対応できない」からどうしよう?
と思っちゃうわけです。


この「○○」というのは、結局「刺激」なんです。


刺激というのは「ストレス」と言い換えても良いです。


だから「○○」というのは
自分にとってストレスなんです。


それでは「ストレスに強い人」ってどんな人でしょう?


簡単にひとことで、そして自律神経を踏まえて言うと
「ストレスに強い人」というのは
「交感神経が働く人」なんです。


自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、脳や体を働かせる神経。
副交感神経は、脳や体を休ませて回復させる神経です。


ストレスがあるときはどうでしょう?


ストレスは簡単に言うと


「生命の危機」です。


生命の危機のときにリラックスしていたら
もっと危機になっちゃいます。


ライオンが側にいると思ってください
リラックスしていたらガブっと噛まれちゃう。
だから脳や体を活性化させて
ライオンから逃げるのか、ライオンと戦うのか
ということをするわけです。


なのでストレスに対処するには
交感神経を活性化させるんですけども
活性化させる度合いが強ければ強いほど
ストレスに強いんです。


ストレスが10なら、交感神経が10働けば問題ないんです。
ストレスが3なら、交感神経が3働けば問題ないんです。


「不安になる人」というのは簡単に言うと
このストレスに対処できないということだから
体がわかっているんです。


交感神経が3しかなく、少ししか働けないということを。


なので、10のストレスになるかもしれない
ということを感じて、そのための対処を
今のうちから準備しようと
心の準備をしようとか
いろいろやっていくんです。


だからこの不安は良いことでもあるんですけど
実際に生活していたら困っちゃいます。


つまり交感神経が働かないんだから
働くようにしてあげればいいんです。


じゃあどうするの?という話になります。

 

交感神経を鍛えるためには

 

ここで、さっきの「思考」「感情」「動き」を
全部交感神経寄りにしてあげる。


例えば「動き」というのは
活発に動けば嫌でも交感神経が活性化します。


だから「運動してくださいね」という話になるんです。
歩いてくださいとか、大声出すというのもそうです。
交感神経が高まるんです。


じゃあ「感情」って何というと
感情で交感神経が高まるというのは
「喜び」であったり「怒り」なんです。


ものすごく喜んだことってありますか?


サッカーを観ていて
「イエーイ!予選突破だぜ!」みたいな
テレビではものすごく大騒ぎしている人たちを映します。


ああやって喜びを思いっきり表すということが
感情を交感神経寄りにしてくれるんです。


そうすると交感神経が高まりやすくなります。


たくさん歩けば、どんどん歩けるようになります。
歩かなかったら、どんどん歩けなくなっちゃう。


同じように、ものすごい喜びを表現していたら
交感神経が活性化するので、交感神経が活性化しやすくなる。


例えばものすごい怒りを感じた時に
「怒髪天を衝く」みたいな
髪の毛逆立てて顔を真っ赤にしながら
何かに対して怒ったことがありますか?
そういうことをやっていれば交感神経が上がるんです。


「動く」というのは体を動かすわけです。


例えば周りの人と肩を組みながら歌っていて
体を動かしているんですね、大声を出して。
だから感情も動きも交感神経になるのです。


歌というのは言葉なので「思考」です。
「やったー」とかそういうのも言葉。
言葉って思考によって出てきます。


そうやって全部が交感神経になると
交感神経が活性化しやすくなって
ストレスに抵抗しやすくなるんです。


ストレスに強くなる。


そうすると、不安というのは
だんだん減ってくるわけです。

自分がみてきた「不安でしょうがない」という人たちは
全員交感神経の機能が低下している。


なので「運動してください」ということなんですけど
運動だけだと「動き」だけなので
「思考」も「感情」も使ってください。


だから、感情、喜びとか怒りとか
そういうものをちゃんと外に出す。


誰かが怒っているところを見て
気持ちよくなったことはありますか?


あれはいわゆる「投影」といって
自分が怒りたいエネルギーを相手の人に投影して
あたかも自分がやっているかのように思う。


体は動かしていないんだけど
感情が一緒になるんです。
それでもいいです。


だから、演劇とか、映画とか
そういう感情を揺さぶられるものが
ものすごく良いんです。


それでさらに体も動かせれば最高に良いんですが
ちょっとでも感情の交感神経を活性化させるというので
映画でも本でも、ドラマでもなんでもいいです。


そういうもので
自分が一緒になって感情が高まればすごく良いです。


こういった感じで交感神経を高めていけば
不安というのは減っていくわけです。


これを見ている不安症の方へ
試しにやってみることをおススメします


不安を感じて仕方ないなら
当院に何でもご相談ください


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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