健康な状態とはカラダのセンサーが敏感なこと!!!
コロナウイルスことが気になって仕方ない
日々をお過ごしかと思います。
ちょっとした情報が一瞬で広まる世の中なので
不安も一気に助長されます。
でもここまでいろいろ対策したら
あとは自分自身がカギです。
自分という身体
自分という軸
自分をいかに大事にして愛するか
未曽有の惨事ですが
自分だけは信用して日々生活してください。
健康な体の状態とは何なのか?について
今回は書いていきます
私たちのカラダを治すシステムで
もっとも大切なものが
ホメオスタシスです。
一般の方には聞きなれない
言葉かも知れませんが
このシステムがなければ
人間は生きていけません。
では、どんなシステムなのでしょう?
Wikipediaで調べてみると
『ホメオスタシスは
生物のもつ重要な性質のひとつで
生体の内部や外部の環境因子の変化に
かかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質
あるいはその状態を指す。
生物が生物である要件のひとつで
あるほか、健康を定義する重要な要素でもある。
生体恒常性とも言われる。』
簡単に説明するとホメオスタシスとは
カラダの外の環境がいろいろと
変化してもカラダの中は一定に
保たれているというカラダの仕組みです。
ホメオスタシスで有名なのが
体温調節です。
体温は外気がマイナス20度になろうが
プラス35度になろうが体温は一定の
36.5度前後を保ちます。
これはホメオスタシスによって
体温を36.5度に保とうしています。
その他にもカラダの中には
バイ菌がいないことが正常なので
もし、バイ菌が入ってくるとバイ菌を排除します。
傷が治るのも
元の環境に戻そうとする
ホメオスタシスが働くことで傷は治っていきます。
このように人間には体の内部を一定に
保とうとする素晴らしいシステムが
ホメオスタシス(恒常性)です。
しかし、現代人はこの元に戻る
仕組みであるホメオスタシスが
乱れている人が増えてきました。
それは、なぜかというと
実は
ホメオスタシス(恒常性)は
自律神経系と密接に関係しているからです。
最近の人は心のストレスや肉体の
過労により自律神経が乱れている方が多くなりました。
その結果、自律神経の乱れから
カラダの中を一定に保つシステムの
ホメオスタシスが保てなくなり病気になっているのです。
カラダの内部を一定の環境に保つことが
人間にとって健康な状態でそれを監視
しているのがホメオスタシスとなります
「多くの方が勘違いしている健康の定義」
身体のどこにも痛みがなく熱や湿疹
咳(せき)・鼻水・痰(たん)が出ず
不快と思われる身体の症状がまったく
出ない状態を健康と思っている人が多いですが
これは 完全な間違いです!
健康とは体内のすべてのシステムが
平衡状態にあることです。
健康な体はホメオスタシスによって
外部から異物や細菌・ウイルスが
入ってくると身体の内部の環境を一定に保つために
下痢・おう吐・咳・痰
湿疹・尿・便などで
それらを排除しようとします。
いわゆる『症状』です。
症状が出ることを病気と勘違いして
無理やり薬で抑えようとするのは考えものです
風邪の時の高熱も体が体温を上げて
免疫細胞の働きを活発にするために
体温を上げているわけでウイルスが
熱を出しているのではないのです。
患者さんが自分に質問することの中に
「先生って病気をするのですか?」と聞かれます。
自分も人間ですので
風邪もひけば、怪我もします。
ですが
風邪も怪我も異常に早く治ります。
朝 風邪の症状が出ても
夕方には治っているくらいに早く治ります。
風邪をひいてもクスリを飲むことはありません。
しかし、普通の人が感じない
病気の早期に症状がでます。
風邪の早期にはカラダがだるくなり
筋肉にこわばりを感じます。
関節も曲がりにくくなります。
普通の人には感じないくらいの
カラダの変化も敏感に感じ『症状』がでます。
これが健康なのです。
健康になるということは
病気にならないということではなく
病気に対するセンサーが鋭くなり
ホメオスタシスの働きが早期の働き
もとに戻そうとする『症状』が
軽くて済むいうことになります。
家で例えると高感度の
セキュリティーシステムです。
不審者が玄関に近づくだけで
システムが働き防犯ベルが鳴り
犯罪を未然に防ぎます。
それに比べてカラダが鈍感な人は
泥棒に入られて次の日に防犯ベルが鳴り
被害も大きくなかなか修復されない状態。
逆にセンサーが異常に敏感な人も病気です。
風が吹いたぐらいの刺激で
防犯ベルが鳴るような人は
常に原因がないのに症状に悩まされます。
自律神経が整いカラダを守る
ホメオスタシスがほどよいく
作動することが健康維持の条件
だということを知って下さい。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。