改めて今の食生活を考えてみましょう！！！

現代人の食生活は異常な過食と
異常なローカロリー摂取と異常な甘みの欲求である。

そもそも人類は
食事というのは１日に１回か取るか取らないかでした。
江戸時代ではやっと１日２食くらい
１日３食になったのは戦後です。

現代人は何食か？
というと｢３食｣という答えが返ってきそうですが、

答えはブーです

実はいまの日本人は平均一日１３食くらいです。

糖尿病の人は（もちろん、２型の重度の人）は
２０食以上たべています。

『そんなバカな。わたしは３食しかたべていない！！！』
という声が聞こえます。

あなたが脳で食事、と思っていることと
内臓である消化器が食事と認識していることは違います。

・朝、駅の自動販売機で買った缶コーヒーは食事に入らない
・その通勤中に舐めているのど飴は食事に入っていない
・仕事をしながら食べているフリスクなどの
・ノンシュガーメンソールは食事に入っていない
・出張から帰ってきた同僚のお土産のお菓子を
　たった一口つまんだのは食事に入っていない
・コンビニでお金をおろしたついでにかったノンカロリージュースは入っていない
・カバンに入っているミネラルウォーターを
　仕事から帰るときに飲んだのは、水だから食事ではない。

　
さて、これは本当に食事では無いのですか？
いえ、全て食事です。

　
これらのものが口に入れば
唾液腺からアミラーゼが分泌されます。

　
アミラーゼが分泌されれば
その反射で胃液が分泌されます。

その反射で
膵臓からはインシュリンと膵液が分泌されます。

　
腸も蠕動運動が始まります。
水でも、ブラックコーヒーでも全部そうです。

　
もっといえば
自動販売機の前で「おいしそうだな～～」と
ジュースを選んでいるだけでも
唾液がでれば同じ反射が起きますから
食事を取ったのと同じ反応が消化器全体に起こります。

　
つまり、現代人はカロリーは少ない
（現代日本人はなんと戦前より摂取カロリーはすくないです）

咀嚼回数は少ないのですが、回数が過食なのです。

これは、摂取カロリーが戦前より少ないのにもかかわらず
糖尿病が激増していることも説明できます。

　
一方、１日３０００キロカロリー近く摂取している
米国人が肥満が減っているのも
どうやら食事回数にヒントがあります。

　
糖尿病という病気は
これだけ科学が発達し、医学の薬も診断方法も発達したのに
日本ではなんとこの５０年で５０倍にも患者数が増えました。

　
摂取カロリーが減っているにもかかわらず。