あさひ整骨院
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なんで便秘になるのか?のメカニズムについて

なんで便秘になるのか?のメカニズムについて

なんで便秘になるのか?のメカニズムについて

9月も今週で終わりですが
なんか夏の延長だった気がします。
外出たら簡単に日焼けしましたから。


暦は秋ですが秋の訪れはいずこへ?


あとインフルやコロナが猛威を振るっていて
学級閉鎖や、職員のお休みもでています。


過食、快眠、快便、適度な運動
これがすべてなので
しっかりやっていきましょう。


今回は、快便を妨げる便秘
超大事な便秘の原因と対策について書いていきます。


さて、下剤には大きく分けて
機械的下剤と小腸刺激性下剤と刺激性下剤の三つに分類されます。

 

機械的下剤(非刺激性下剤)とは
薬の効き方はマイルドで副作用も習慣性も少ないため
酸化マグネシウムなどが良く処方されます。
大量の水とともに服用するとより効果的です。


次に膨張性下剤で
腸管内で吸収されず服用した水の腸管内の水分を吸収することによって
便を大きくして腸に物理的刺激を与えることにより排便を促します。
カルメロースなどが代表的です。


浸潤性下剤はジオクチルソジウムスルホサクシネートなどで
界面活性作用で便の表面張力を低下させて便中に水分を浸透させ排便させます。


刺激性下剤は
小腸刺激性下剤と大腸刺激性下剤の2つに分類され
それぞれ、小腸、大腸を直接薬物で刺激し、腸管の蠕動運動を亢進させ
腸管内の水分量と電解質を増やす薬物です。
代表的なものとしてアントラキノン系・フェノールフタレイン系・ジフェニルメタン化合物です。


しかし、これらはすべて対症療法です。


また腸内細菌のサプリを飲むことを推奨していますが
その行為自体が対症療法なので
「便秘」というものはずっと体に残ります。

 
しっかり改善するためには原因を見つけることです。


その原因は
①何をたべているのか?
②よく咀嚼して口腔内の免疫を小腸に伝達しているのか?(腸管免疫)
③胃結腸反射が正しくできているのか?
④そもそも体内時計が正しく機能していないか
 (ここをしてからでは無ければ、腸内細菌を補充しても何の意味もない)

 

をしっかり把握することから始めていくのです。

①について
まず、消化管の免疫異常を起こす
グルテンの入っている物を食べている時点ですべて問題外です。


小麦、パン、パスタ、ピザはもちろん
ラーメンやお好み焼きも常食した時点でアウト。
(たまにはならいいですよ。それでも月1から2回です。)


うどんですらそうです。


関西人だから粉物文化だ
とか言っている時点で歴史をしっかり見てみましょう。


小麦は別名メリケン粉というくらいで
戦後GHQによって大量に白く精製した小麦粉が
輸入されたことによってできた文化であります。


日本で米作の裏作として作られていた日本産の小麦は殆ど今はないです。


生地を焼く文化そのものは
縄文時代からあったといわれているが
すべて全粒粉です。


戦前の粉物も
ライムギと日本産の精製度の低い小麦を混ぜて作っていました。


日本が戦後、食糧危機になったメリケン粉が
大量に入ってきたことを忘れてはいけないです。


そもそも、トランス脂肪酸まみれで
小麦由来のパスタや麺類を食べている時点で
治療にはいることは難しいです。


さらに
食品添加物まみれの加工食品
インスタント食品・コンビニ食を
食べ続けているのならなお難しいです


また、食物繊維をとっていない
水溶性の食物繊維だけをファイブミニなどの清涼飲料水などから
とっているなど、治療のスタートラインにすらつけない現状です。


食物繊維は大根やカブや海藻などの水溶性の物と
こんにゃくや白滝などの不要性のものを1:1で十分に取らなければならない。


キャベツやレタスなどの葉物野菜では
食物繊維は全く足りないです。


また、噛んでいないのも大問題です。


よく、玄米は消化に悪い
免疫不全になるなどという人がいるが
単に咀嚼回数が少ないだけ。


そんなこと言ったら
江戸自体の日本人は
全員免疫不全になっています。


一回の咀嚼回数は、30回以上必要です。


なぜなら唾液の中のIgAが口腔内の食品中にある微生物と結合し
ひつような腸内細菌を定住させるメカニズムである
腸管免疫を稼働させるためにも
30回以上の咀嚼が必要だからです。


なので咀嚼不足がそのまま便秘になります。


上記に④の体内時計を合わすために
運動と睡眠時間を作り
同じ時間に起きるようにしましょう。

 

また自律神経の不調の方も
本当に咀嚼回数不足の方が多いです。


しっかり噛むこと


これだけでかなりの病気の改善や予防になります。

最初は大変ですが
習慣化すれば必ず良くなります。


できるところから頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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