春に怒りすぎると?
節分がすぎて暦の上では春になりました。
実際には沖縄を除いて
日本各地はまだまだ
寒い日が続いていますが
あと1ヶ月もすると
ようやく暖かい日がやって来ます。
今も本当に冬なのか?
と思うぐらい暖かいですが
まだ油断しないようにしましょう。
今回は感情と症状の関係について
「怒りすぎるとどうなるか?」を例にして
書いていきます
東洋医学では節分から4月半ばまでは
筋肉が引きつる季節とされていています。
筋肉が引きつることでそれまで症状が無くても
結構な激痛の膝痛・腰痛・首痛などが
突然襲いかかってくるケースがあります。
原因としては
春は朝晩が冷えるから
筋肉が引きつるとも考えられますが
実は、私たちの「感情」にとても関係があります
感情にはご存じのように喜怒哀楽があり
これらが適度に表現されていれば
心も健康的なのですが
喜び過ぎたり
悲しみ過ぎたりするなど
感情も度が過ぎると
カラダに悪い影響がでると
東洋医学では言われています。
お伝えしたいのは
春に怒りの感情が度が過ぎると
この過剰なエネルギーにより
筋肉が引きつることとなり
先ほど言いましたような
突然の激痛を伴う
膝痛、腰痛、首痛となる
可能性が高いのです。
つまり
春に怒りすぎると
どこかが突然痛くなる
可能性があるということです
では、
人はなぜ「怒り」という
感情を持つのでしょうか?
それには次の理由が考えられます。
・思い通りにならない
・邪魔をされる
・強制される
・理解できない
・体調がすぐれない
・精神状態が悪い
・カラダに痛みを感じる
・絶望感や無力感になる
これらが原因となって
「怒り」という感情が
出ることは誰でもあるのですが
怒ることが長く続くと
そのことでカラダに悪影響が出ます。
特に春は怒りの感情によって
予期もしない突然の痛みが
襲いかかってくるので気をつけてください。
怒りとは
相手や自分に腹を立てることで
湧いてくる感情です。
そのことは自然であって
人間は誰しも持つものですが
怒りを持ち続けると
自分に災いとなって
突然あなたに襲いかかってきます。
怒っている上に災いなんて
踏んだり蹴ったりです。
そうならない為にも
あなたが怒りを感じていると気がついたら
次のことを試すのがオススメです。
・深呼吸をする
・大丈夫と気持ちを変える
・ストレス解消をする
・運動をして血流を良くする
などをして怒りの気持ちを
手放すようにしてください。
仏教では怒りは108個ある煩悩の中で
最もカラダに悪いとされる「煩悩」の一つ。
怒りの感情は私たちにとって
猛毒だと言っても言い過ぎではないです。
そんなもの持ち続けたら
病気になるし不幸になります。
なので、さっさと
手放した方が自分の為です。
そして最後に大事なのが
「笑顔です」
怒りの感情を中和するのが
楽しいの感情です。
人は楽しいと笑顔になります。
ですが楽しくなくても
笑顔にしていると
脳が騙されて
楽しい気分になってきます。
脳科学で証明されているので
春は笑顔で乗り切りましょう!
今回の内容をまとめると
春は怒りの感情を持ち続けると
突然、激痛が出ることがあります。
怒りが出た時には
深呼吸やストレス解消
運動や血流を良くして
怒りを手放す習慣を
持つようにしてください。
そして、笑顔が大切です。
笑顔は自律神経の働きにも大きく作用しています。
怒りは交感神経を働かせ興奮状態にするため
行動はできますが、休む力が働かず
体が疲弊し続けます。
笑顔は体を休ませる、リラックスさせる
副交感神経が働くため
休息にもなりますし
痛みや症状の軽減にもなります。
あなたに素敵な春がきますように
最後までお読みいただき
ありがとうございました。