くいしばり、歯ぎしりを治す
新年が始まり2週間経ちましたが
立てた目標は順調に進んでいますか?
目標を立ててないという方は
「今年1年でやり遂げたいこと」を考えてください。
人間は目標があるとないとでは
自律神経の不調になる差も出てきます。
今年も元気に楽しく過ごす意味でも
目標を立ててみましょう。
今回はくいしばり、歯ぎしりを治すについて書いていきます。
お口の中で起こるトラブルは
むし歯、歯周病が大半で次いで
くいしばりや歯ぎしりになるでしょう。
今マスクをしている人が多いせいか
とてもこれによって引き起こされていると思われる
トラブルを抱える患者が多いと実感しています。
これも全身の問題が口に現れた症状として考えるべきです。
マウスピース(スプリント)によって
歯ぎしりやくいしばりを予防と言っているのを聞きますが
それでは予防にならないです。
対症療法でしかありません。
歯が痛い場合
少なくともこれらが影響していると思われるケースが多いので
現代人みんなが抱える問題かも知れません。
TCH(歯牙接触癖)というのがあって
本来、顎の筋肉を安静にしていれば
上下の歯は離れ(前歯で4ミリ程度)
歯と歯は触れていないのが正常ですが
このクセがある人は常に上下の歯が触れています。
これは力が強くても弱くてもくいしばりです。
異常な状態であり解決しないといけないのです。
これを読みながら上下の歯は接触していませんか?
食いしばっていれば
筋肉は安静ではありませんから様々な問題が生じます。
・頭痛
・筋肉がこわばる
・痛くなる
・口が開かなくなる
・歯が痛くなる
・顎の関節に負担がかかり音がなったりして顎関節症になる
調べればたくさん症状や情報がでてきます。
問題なのでなぜ起きているのかということです。
ここでは3つのお話をします。
一つ目は姿勢です。
概ね歯ぎしりくいしばりをしている人は
頭の位置が重心より前にある傾向にあります。
この位置は下顎が後方に牽引されくいしばりやすくなります
さらに口の中の舌も後方に牽引され、様々な状況を作ります。
いびき、歯ぎしり、口呼吸がセットで起きるのもこのためです。
重心が不安定であれば首、肩、腰、膝などに影響が出てくるでしょう。
膝の悪い老人が若い時代に食いしばりの経緯があったり
入れ歯が痛くなるのもそのためです。
ついでに踵は後方重心になりますので、つまづきやすくなります。
二つ目は自律神経の問題です。
要はストレスです。
緊張や興奮状態が原因となります。
問題はそのストレスが何かということの方が大切です。
もちろん精神的なストレスだけではなく
歯並びや咬合に問題があったり
睡眠不足などの生活習慣の不規則によるストレス含まれます。
近年はブルーライトもそうです。
三つ目は自律神経とも関わるかもしれませんが低血糖によるものです。
ようは食事がよくないということです。
栄養の偏りは当然
然るべき人間の機能を得ることができません。
食いしばりや歯ぎしりをしている方は多くいるでしょうが
あまり重大な問題と思っていないケースが多いです。
ですが間違いなく
食いしばりや歯ぎしりがある場合には
背景に身体の重大な問題がある
ということを忘れないようにしましょう。
食いしばりや歯ぎしりの自覚がなくても
舌の側面や頬の粘膜に歯の圧痕がある場合や
歯がすり減っていたりする場合は要注意です。
これらは当院の顎関節治療や
自律神経専用整体を受けることで
改善できます。
気になっていたり、お困りの方はぜひ早く治しましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。